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本と教材 全一覧
島野隆ハイブリッド人生心理学


執筆活動 初期原稿 2002年執筆活動開始し、2009年『入門編』出版をもってハイブリッド人生心理学体系私なりにおおよそ出来上がるまでの前身過程と言えるような原稿類です。
イントロダクション  取り組み実践  サマリー原稿  学術的考察原稿  旧サイトバージョン

イントロダクション
島野の執筆活動とハイブリッド心理学の紹介文、平易な言葉を主体にしたコラムとエッセーなど。

ハイブリッド人生心理学へのご招待 2005.10.07
島野の執筆活動ハイブリッド心理学の紹介。入門編前冊「まえがき」と同じ位置づけです。

Introduction 2002.12.28
執筆をするに至った治癒体験を振り返っています。そこで「詳細版 予告」として触れたものが、自伝小説『悲しみの彼方への旅』になった次第です。

ColunmとEssay 2003.8.20
思いつきのテーマについて、平易な文章で書いたコラムとエッセーです。

参考図書 2005.10.6
学生時代からさまざまな心理学人生哲学の本を読んで、その後の人生を経て「役に立ったもの」として残ったのは、僅かにここにあげた関連のもので、他は全滅とも言える状態でした。

結局後者は、人間の他面を無視し切り捨てる形で一面だけに偏ったもの、心の深層の闇と罠への知恵を欠いた薄っぺらいもので、「そうできていれば苦労はない」という時に、「ではどうすればそうなれるのか」について何の答えも示せていない、結局は情緒道徳と精神論だけのものだったように感じます。そうして言っていることの一つ一つは間違ってないのですが、結局心に枠をはめて蓋をする姿勢に行き着いてしまうことに、問題点があったと言えるでしょう。

ここにはあげていませんが、あとお勧めとしては『三国志』などがあります。何でもアリのサバイバル世界性善の人間観という、実にハイブリッド心理学好みの世界観の中での人間の生き様が示されます。ちなみに私は横山光輝のマンガで読みました。

取り組み実践
外面においては「自己建設型の生き方」内面においては「感情分析」を二本柱とし、「ハイブリッド心理療法」と銘打って書いていた頃のものです。
その後、そうした意識実践が心の成長と治癒に結びつくための、より根本的な前提姿勢を重視するようになり、「こうすれば・・」と自分に枠をはめて考える姿勢を捨てることを重視し、「心理療法」と呼ぶのをやめています。

基本的な姿勢については出版本の方で学んで頂いた上で、意識実践上のキモになる流れの参考にはなるかと思います。

ハイブリッド心理療法入門 2004.9.18 (「入門 健康な心への道」収録)
2004年から掲載していた「入門 健康な心への道 -怒りのない人生へ-」で収録。この「5.1 ハイブリッド心理療法入門」は除いた部分を、ほぼそのまま『入門編・前冊』として出版本化しています。
「自己操縦心性」など難しい話を含めた大まかな流れとしては、参考になるかと思います。

ハイブリッド心理療法とは 2003.7.4
「自己建設型の生き方」「感情分析」を二本柱とする取り組み実践を、心理療法理論として一通り正式に整理した原稿です。
その流れとは、「自己建設型の生き方」を克服への方向性としてあらかじめ用意した上で、内面の根深い悪感情にメスを入れる「感情分析」を行う、というものです。その治癒成長効果の原理や、考慮点を述べています。
これは比較的深刻な心の障害傾向の根本克服の流れとしては標準的なものになると思います。問題はその流れに乗るための、より根本的な生き方姿勢の転換ですね。そのためのより大きな観点からの説明を、出版本の方ではしています^^。

「自己建設型」の生き方へ 2003.5.24
「現実において生み出すことに生きる」という、外面向け生き方姿勢のキモとなる項目を手短に説明しています。

心理障害の感情メカニズム 2003.10.25
人格障害と感情障害 症状別解説 2003.8.22 症状分類の考え方のみ^^;
哲学倫理と心理障害 2003.8.21 主旨メモのみで中身書かずじまい^^;
内面感情への姿勢は、「ただ流し理解するのみとし、その先に真実の感情へ向う」ことです。
これらの原稿は、「理解する」側面の、心の障害傾向がある場合のための情報であり、難解な悪感情の動きを、十分に理解可能な人間心理として理解するための心理メカニズム理論です。
出版本では『理論編・前冊』がこのための正式書物になります。サイト原稿の方は主に感情の表面の動きのメカニズムに視点を置いており、出版本はさらにその根底へと視野を広げているという位置づけ。感情の表面の動きとしてはサイト原稿のほうが少し細かい描写になっていますが、まあそうした細部の分析はそれほど重要ではありませんので。

「感情メカニズム」原稿は、「最終的な帰結」の途中で尻切れです^^; これは、記述済み内容を基本心理要素として、あとはその組み合わせが織りなす人間の心の綾であり、心理学よりも文学の世界で扱う方が良いようなものになってくるからです。
「人格類型」「症状」も同じく、人間と心がそうした類型に分けられるのではなく、全ての人間がそれらの要素を全て潜在的には持っており、優勢要素の組み合わせの結果、最終的にさまざまに異なる人物像が現れるに過ぎません。
その中で特にどんなベクトルが、人間の心の成長と治癒および荒廃の分岐点になるのかの理解は重要になるでしょう。目次にキーワードだけ出していますが、「愛への委ね−自己操縦心性の凌駕−」「プライドと愛の攻防」「自己への人間的反抗」などがその要です。これらがまさに島野の執筆の根核テーマとなるものであり、今後ともさらにそれを浮き彫りにする著作を書いていきたいと思っています。

「哲学倫理」について書こうとした内容は、『実践編・前冊』「価値観の類型」を説明しているのが該当します。各種の哲学や倫理の思想の整理など面倒でできませんが(^^;)、結局はそこで解説した価値観類型のどれかに当たるという話になってくるでしょう。もちろん、ハイブリッド心理学が進む道は一つです。
「価値観」は、まず自分の本心を知ることから取り組みが始まります。それをハイブリッド心理学推奨の価値観と照らし合わせ、心底から問うという、内面姿勢外面姿勢にまたがった検討領域になります。

「感情分析」技法による人格改善治療 2003.7.4
執拗な悪感情の根本的解消には、「感情分析」とハイブリッド心理学で呼んでいる実践が大きな役目を果たします。
病んだ心の根本治癒には、「自己操縦心性の崩壊」「感情の膿の放出」の峠が、どうしても不可欠になります。
この2つが組み合さって起きる、心の障害傾向からの根本治癒成長体験が、まさにハイブリッド心理学の醍醐味的(?)流れになります。

この原稿はその流れのごく輪郭を、理論的に整理したもので、これだけ読んでそのまま実践するようなことはほとんど不可能である(^^;)点、ご了承下さい。
まずは何よりも出版本『入門編』2分冊で解説するような、心の成長と幸福への深い理解と姿勢こそが、自ずと、心の障害傾向がある場合にもこうした難解な根本治癒成長に向うための、舵取りと原動力になります。その先に意識の内側で起きること、およびそのための意識の技術とも言えるものを、残りの出版本で解説していきます。

ケース・スタディ 2003.9.2
上記で触れた、「感情分析」の実践、およびそれとの兼ね合いの中で起きる「自己操縦心性の崩壊」「感情の膿の放出」という根本治癒の実例を、島野自身の体験の中から、極めてコンパクトな形で紹介しています。
2つの体験例を紹介しており、1つ目は心性崩壊と膿の放出を伴わないもの、2つ目が伴うものです。
これはあくまで、それらが起きる時の意識表面の思考や感情の流れの例を紹介しているだけであり、そこにとりあげたような内面検討を真似すればいいという話には、全然なりません

上述のように、まず前提となる姿勢があり、その先に、さらに「感情分析」独特の深い意識作業がメスの役割を果たすことで、心の医術とでも呼べる深淵な治癒成長効果が生まれるということになります。
その「深い意識作業」の本質とは、心の内部での、感情と思考の無意識裡の自動連鎖を解体し、歯車の一部にある不合理を解除することで、全体の合成結果であった意識表面の思考と感情が劇的に変化するといったものです。
詳しい解説は『実践編・後冊』で書く予定ですが、まずは『入門編・前冊』で述べている「心理学的思考法」をいかに徹底できるかが第一歩になると言えるでしょう。

サマリー原稿
「自己建設型の生き方」プラス「感情分析」を「ハイブリッド心理療法」として定式化した段階から先へと進み、それらが意味を持つための、より根底となる問題について考察を広げかつ深めながら、全体を整理していた途上の原稿です。基本姿勢があり、外面行動への取り組みがあり、内面感情への取り組みがあるという、ハイブリッド心理学のまずは大枠で、全ての原稿を整理していった次第。
やがて根本命題に「愛」「自尊心」「人生」があり、全ての根底に「心」「魂」「命」という仕組みがあるという、壮大な視野に至りハイブリッド心理学が完成したものが、出版本の内容となる次第です。

ハイブリッド人生心理学実践ガイド初版 2004.12.30
ハイブリッド人生心理学実践ガイド2005.5版 2005.5.8
ハイブリッド人生心理学サマリー 2005.6.13
ハイブリッド人生心理学による心の治癒成長への道 2005.10.14
ハイブリッド人生心理学ステップ・ドリル 2005.12.18
ハイブリッド心理学での扱い項目キモになる実践などざっと確認するのに参考になるかと。整理のしかたの細かい違いは大差ないです^^;

しまのたかし公開原稿インデックス 2008.04.03
全体整理の途上で、サイト上の全ての原稿分類しリストアップしたものです。出版本原稿の準備として書いた膨大な掲示板原稿も含みます。2008.4.3の掲示板で準備原稿が完了し、このインデックスも更新はそこまでで終了です。掲示板のログは今後とも掲載していきます。

出版本には収録されていない、細かい話も結構書かれていますが、読み返すに値しない(^^;)試論もごちゃ混ぜなので、全体を読んで確認するには及ばないかと。時事話題などは面白いかも。いずれ、重要な話は出版本の方に反映させますので、まずは島野自身の原稿材料倉庫の位置づけですね。

学術的考察原稿
最も初期の原稿。学問研究の続きみたいな項目構成ですね。

島野の心理構造理論 2003.7.20
まだ「ハイブリッド」の看板をかかげる前の段階の、心の障害の解決についての試論。
意識構造論みたいな話も書いています。これは心理学とは全く別分野である意識哲学において、一つの試論として結構面白いと思います。

旧サイトバージョン
出版本をメインに位置づける現バージョン前の当サイトの内容をそのまま参照可能です。なにせITの仕事をしていたもので、データをとにかく残しておく主義で・・^^;

しまの心理研究室掲示板 最終更新2010.10.04
2010年ブログを開始し、役割がダブってきたため2010年10月でお知らせ等もブログに一本化し、お役目終了となったものです。上の『取り組み実践』の原稿から出版本に至るまでの、膨大な考察原稿を収録しています。

第2バージョン(インターネットによる発信メイン時代) 最終更新2009.05.24
さまざまな検索の結果たどりついた読者の方々の熱心な訪問に支えられ、メール相談なども通して、ハイブリッド心理学を形作る作業の場になりました。読者の方々には本当に感謝です^^。

ほとんどの方は知らない 「TS心理研究室」バージョン (^^;) 最終更新2002.02.29(多分^^;)
というか、公開してなかった模様^^; まこれも記録ということで。最初はこんな記述から、島野の著作活動が始まったんですね〜。それから7年を経て、ハイブリッド心理学として大きく膨らみ、心理学本の出版と至る次第です。


  2010.10.7
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