■ 3つの真実-2 / しまの |
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2つめの真実とは、「今」という真実。 今を生きる上での真実であり、一般にいう真実というテーマが幾つも出てきます。 真の自信とは何か、真の愛とは何かとか。
そして3つめが「未来」という真実。 これが「未知」という話になります。未来は未知にある。 それは宗教の経典が定めたような姿でもなく、誰かが「人はこうあるべき」といったような姿でもなく、自分自身が思い描いたものでもない。 その未知の変化への源泉が自分の中にあることをつかんだ時とは、 実はそれこそが人生を生きる上での最大の自信感の源になるのだろうなあと感じます。
さて、駒を振り出しに戻すと、この話もやはり「そうなれた自分の姿を思い描くことでそうなれるのではない」ということから始まります。 それを理解しておくのは、焼け野原に誰も知ることなく生まれる緑の草の芽を、絶望の自棄の中で踏みつけないためにです。 それをちょっとでも視野に捉えたら、それに大きく注目して、それに自分の全ての力をそそぐためにです。 まずは、今自分の立つ、冷めた熔岩の岩石に覆われたような大地を、受け入れていく必要があります。 |
No.167 2004/03/31(Wed) 12:32
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