■ 小説ダイジェスト次のUpしちゃいました / しまの |
|
今日から3日連続で「社会に出る」作業ごとでごたごたするのでまた次週かと思っていましたが、 時間ができると進めたい気分に乗せ、「2 少年時代まで (出生〜中学時代)」と「7 遠く置き去りにした過去へ (大学4年7月)」を仕上げUpしましたのでぜひ読んで頂戴な。
2つとも、次の「蘇った自己」への助走の位置付けになります。 それだけ、この後の5日間に起きたことは、10年にわたる時の流れと、その中で分離したままの人格が収束していくという特異な時間となる。 それをいかに表現できるかにチャレンジ。。 |
No.517 2005/04/10(Sun) 00:22
|
□ Re: 小説ダイジェスト次のUpしちゃいました / 匿名希望 |
|
小説ダイジェストのUP、お疲れ様でした、と同時にありがとうございます。わくわくしながら拝読いたしました。そして、「否定された家族」の部分にとても共感いたしました。 「I should not love them, because they do not love me. 彼らを愛してはいけない。なぜなら彼らは自分を愛さないのだから。」私は現在、誰かと親密な関係を持てずに悩んでいます。誰かに何かを頼まれると、「利用されている」と感じるのです。逆に誰かにものを頼むのはその人を利用するような気がして気後れがするのです。頭では「友人関係は持ちつ持たれつ」と分かっているのですが、実感レベルでできないでいるのです。これは、やはり来歴に由来するのだろうとは思うのですが、これからのために解決したい事項のナンバーワンです。島野さん、お願いします、ヒントを下さい。 |
No.518 2005/04/10(Sun) 07:12
|
|
□ Re: 小説ダイジェスト次のUpしちゃいました / しまの |
|
こんばんはー。
対人関係つまり人への感情や行動の「成長」について、ハイブリッドでは、かなり総合的かつ長期的な方向性だけを示しています。
つまり、短期的、即効的な「こうすればいい」というのは幾らでも考えられますが、得てして元の状態に戻りがち。 大きな方向性を持つことが大切だと考えています。
ハイブリッドでは「二面を同時に見る」ことを極めて重要視します。これは問題そのものが大抵二重の構造を持っているからです。 だから、片面だけ見て「こうすればいい」と考えても、視野から外れた別の面が、問題を供給し続けてしまう。 対人関係については、 1)否定的感情が湧いてしまう 2)その否定的感情を頭越しに直そうとする この二面が問題を持続させているものとしてあります。
湧いてしまう否定的感情を自分で受容しないまま、「これではまずい」と直したいと考える。すると「自分はまずい状態にあるらしい。危険な状態らしい。」と心の底が感じて、不安や猜疑に満ちた感情が生み出されます。
このため、方向性としては次の二面になります。 1)湧いてしまう否定的感情を頭ごなしに否定するのではなく、理解することに努める。直そうとはせずに、なぜ否定的感情が起きるのかを知ることです。 2)「知ること」おうおうにして、頭ごなしに自分の欠点のあら探しをすることになりがちです。1)の「知る」ことと平行して、自分の欠点をあら探しするのではなく客観的に見ることができる姿勢、そして自分や他人の中に起きる否定的感情に動じることなくいられるような、価値観や善悪観、そして行動学を学ぶことが大切です。また「愛」という感情がそもそもどのようなものかの心理学の理解も大切です。
ひとことで言うなら、感情は「変える」ことはできません。しかし「変わる」のです。 心の姿勢により、プラス方向もしくはマイナス方向へ。感情の方からプラス方向へ「変わる」ための、「心に対する態度」を学び実践することが大切ですね。
上のそれぞれの詳細については、サイトや掲示板のどこかに書いてあります..ではどうしようもないですね^^; 早いとこ整理して本にしたいんですが。。 「実践ガイド」の「愛と心の成長の心理学」に多少まとめてありますので、まずその辺を参考の上、細かい疑問等あればどしどし質問して下さいな。 |
No.519 2005/04/11(Mon) 19:38
|
|
□ つけたし / しまの |
|
上記のようにいきなり「これが全部です。全部必要です。」では途方に暮れちゃうかもしれませんので、どこから取り付いていいか分からないような時は、ぜひメール相談などして下さいな。当面まだ無料相談営業中。
心の状態に応じて、次に何に取り組めるのかは大体範囲が決まっています。自分では得てして、その範囲でないとこばかりに目が向きがち。 相談者の焦点をその範囲に集中させるのが援助者の役割です。
その辺に、僕が本だけでなく今後とも色んな人の援助を続けることで磨きたい、専門技量という世界がありますので。 自分で言うのも我田引水ですが。。^^; |
No.520 2005/04/11(Mon) 19:53
|
|
□ ヒント / しまの |
|
とりあえず全体観は以上。 とにかく、それを見失うのが気になり書いた次第ですが、匿名さんのカキコ読めばいちおう具多的なヒントになるものはありますねえ。エヘヘ。
>私は現在、誰かと親密な関係を持てずに悩んでいます。 >誰かに何かを頼まれると、「利用されている」と感じるのです。逆に誰かにものを頼むのはその人を利用するような気がして気後れがするのです。 >頭では「友人関係は持ちつ持たれつ」と分かっているのですが、実感レベルでできないでいるのです。
これに対するアドバイスをこのカキコの雰囲気を維持したままあっさりと書こうとしていると、とても悩みます^^; 問題はかなり錯綜していると思うんですね。 多分何よりも、「誰かと親密な関係を持たなければ」という圧力を自分に加えていることが、まず取り組むべき問題のように感じられますねぇ。 「頭では分かっている」とおっしゃいますが、親密な感情とは頭で分かるものじゃーございません。まず自分を解放することが大切です。
頭で考えると、自分の本心を見失います。自分が何を求め、何を嫌がっているのかの本心を、感じ取ってあげることからだと思います。 その自分の辛さを認めてあげることからです。 どうすればいいかは、その本心に立つことで、ハブリッドからも色々tとまた示唆できると思います。
そうゆうことだと思うんですけど。 |
No.521 2005/04/12(Tue) 15:07
|
|