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過去ログ
2009


1/3(日)まで不在 / しまの
No.1610 2009/12/31(Thu) 13:17:41

正月帰省ですー。

なおブログは以下にて始める予定です。
http://tshimano.blog110.fc2.com/

いちおう器は作ったのですが、記事が・・^^; なかなか出てこない。アハハ^^;
まこれも本書くような姿勢にて、ちょー平易な言葉で無駄のないハイブリッド解説を書いていきますので。
幾つか記事入れて本格始動モードになったら一応またアナウンスします。


ハイブリッドとは何か / しまの
No.1609 2009/12/26(Sat) 17:11:58

こうして、今までをさらに越えた俯瞰の目で流れを見た時、ハイブリッドでの「実践」とそれがもたらす「変化」の構図が、今までよりさらに明瞭に見えてくるように感じます。

それは「実践」としては、とにかく「感情と行動の分離」という姿勢に立たないとどーしようもないものです。揺らぐ感情を克服したいのだから、揺らぐ感情を鵜呑みにしない思考と行動を築くことをするわけです。
「実践」はそれです。

すると、「変化」が始まります。その変化に向いた姿勢が背景にあるのはもちろんです。
受け身から能動へ。しかしその変化だけでは続かない。前進があり後退がある。上昇があり下降がある。

そこに、「感情と行動の分離」の、正の局面負の局面が現れるという話になります。正の局面とは「健康」への前進であり、負の局面とは、今までそれを妨げていた膿が出てくる後退です。
それをただ流す。さらには、そこにある「意識の崩壊」への入り口に、むしろ積極的に目線を向けることをするわけです。ここに来て「感情と行動の分離」は明らかにその負の局面の様相を示すようになります。

するとそこに、答えが現れるわけです。正の局面と負の局面のどちらでもないものがです。

僕はそれを、入門編下巻で、理屈の整理というよりも魂の琴線が奏でるメロディをとぎすませるという結果として、この本の中でも自分で最も好きな文章である11章の「「人間の真実」とは何か」の中で、次のような短い文章で表現しました。
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 心の自立の完成に答えがあるのではありません。「依存」から「自立」への転換を体験することが命の摂理であり、それを経て「依存」と「自立」の区別を超えた本質に至った時、そこに真実が現れるのです。
======================================


これは結局、「実践」「変化」が織り成す、次の3つのステップと符号するわけです。
依存から自立へ ・・・ 「感情と行動の分離」の正の局面の実践
不完全性の受容へ ・・・ 「感情と行動の分離」の負の局面の実践
真実が現れる ・・・ 膿・看取り・そして再生へ


この一見してかなり難解な流れが、僕としては実に自然なものに感じられる次第です。

ここ最近、ハイブリッドとは結局、「命」そのものが持つ力の開放なのだという大局説明をするようになっています。
そして「命」とは、基本的に、そうした二極を常に示すものなんですね。活動と休息。覚醒と弛緩。昼と夜。男と女・・とこれはちょっと話がずれていってる^^;
そうした二極を経て成長していくものがある時、それは「目に見えない成長」としてまず現れるわけです。

だから、「命の力の解放」という基本大局から言うなら、「二面を経て見えない本質が成長する」というハイブリッドの構図は、実にその通りであろうものなのだろうと。

それがハイブリッドなのだという結語が、多分『実践編下巻』の締めになるのではと思う今日この頃・・。
しかしこれをブログではどんな言葉で説明しようかなーと^^;


最新ハイブリッド超サマリー・完結 / しまの
No.1608 2009/12/26(Sat) 16:54:32

12/8、12/10にアップしたアドバイスメールに引き続き、同じご相談者向けに続きを送ったものがありますのでアップしておきましょう^^。

まず準備姿勢があり、出発してからの基本的な心得と来たわけですが、今度のでその道のりの先に訪れる答えという一サイクルを説明する感じになるものです。

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心の鍵は2度の操作で開く


■心の鍵は2度の操作で開く

「受け身の感情」というテーマをめぐってですが、今回のメールで、本当の答えをお伝えする感じになると思います^^。

まず前の『道のりをざっと説明^^』メールで、「受け身の意識」の罠のようなものを説明しました。
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「受け身」という心の癌細胞

では何が人に「憧れ」の感情を忘れさせ、「怒り」を抱かせるのか。「これが正しい」という観念をさまざまに心に中に増殖させる中でです。

それは、「受け身姿勢」です。

自分が何をしたいか」ではなく、「人にどうされたいか」に切り替わる、心の歯車です。

その中で、人は自分がこうなりたいこうしたいという感情から次第に、人がこうするべきこうあるべきという思考と、そして実際不完全な人間として大抵の他人はその通りではないことへの、怒りにおおわれていきます。
これが、人生を失わせるものの、正体です。
======================================================

と。

そうなのですが、今度は、全く逆になるんです。意識を「自分がどう進むか」に切り替えた後、それでも湧いてくる「受け身の感情」を、今度は、受け入れるんです。
悲しみの中でです。あるいは、苦しみの中でです。

なんでこうなるのか、ただ心がそのようなものとしてある、としか言えません。そしてなぜ悲しみの中で、あるいは、苦しみの中でなのか。
それは僕が通った道だからです。だから見えるんです。「受け身姿勢」の罠を知り、意識を転換し、それでも湧いてくる「受け身の感情」・・とその風景をスケッチしていると、そこにはただ「悲しみ」「苦しみ」が見えてくるんです。

でもそこで本当の答えへの鍵が、開くんですね。

「自分がどう進むか」に意識を切り替えることで全てハッピーエンドになるのは、かなりもとから心が健康だった場合です。
しかし我々の誰もが心を病むという問題を心の片隅に抱える存在である時、もしそこに触れる問題が今あるのなら、一つの「心の操作」だけでは鍵は開かず、もう一つの「心の操作」を加えることで開くという仕組みになっているらしい。

魔法の宝の箱の、不思議な仕掛けのようにです。2つの操作をそれぞればらばらにやっても開かない。まず一つの操作をして、次に反対の操作をする。するとそれは開くんです。
その内側でいったいどんな仕組みでそうなるのか、我々は知ることはできません。
それが「命」というものなんですね。


■スパイラル

一方きのうは、

>今日は胸のモヤモヤ無い(^O^)少し膿が出たのかな!

とのことで、もうすでに道を通るべくして通ったかも知れないですね。あるいは多少「自分がもう以前とは違う人間になった」という感覚がそのモヤモヤの前と比べてあるのではと。

一方これもスパイラルです。同じことが何度も繰り返される中で、一歩一歩、新たな自分になっていきます。
そしてその都度、「より大きな憧れ」に向かうことができるようになっていくんです!


■「自分から」への転換

おさらいからしますと、

>私の今までの生き方は何でも自分自身を表現しないで、相手が喜ぶ様に対応する事が結果自分に望む幸せが返ってくると考えて行動や言動をしてきた受け身人生です。望む結果がないと当然怒り悲しみです。

という今までの生き方姿勢の誤りを知り、基本的な方向転換へ。

>嫉妬嫉みは羨む気持ちや凄いという気持ちを素直に認めたら消えました。
>望む結果を建設的に表現して上手く生きる為に頑張って思考の癖を知り向き合いたいと思います。憧れに向かうのをあきらめないで正直に素直に。


と。
まさにその「憧れに向かうのをあきらめない」というのが、人生で一番大切なことです^^。


■「感情と行動の分離」

しかしそうして「憧れに向かう」ごとに、再び心のモヤモヤが現れてくると思います。再び受け身思考にいつのまにか陥っている自分を見出すわけです。

>今しつこい思考癖は相手が自分を好意的に感じてくれてるかにこだわる癖です。

と。
ここでまた、「感情と行動の分離」という知恵の姿勢が重要になってきます。

嫌なモヤモヤの中で、「憧れ」の最初の気持ちを、決して忘れ捨て去ってしまわないことです。それが自分の心を豊かにし生かしてくれたことに感謝することです。

実際この時、なんで自分はこんな感じ方なんだろうと感じるかも知れません。

>全ての人に何故それを望むのか?他人に自分自身がそれを出来るのか?現実必要ないありえない事なのにこだわる自分を…人に評価されたい感情に取り付かれてます。

と。

ここで、その全てを否定せずに、見つめることです。
全ての人に評価されることは、現実には必要ないし不可能でもあること。
でもそれを求める気持ちがあること。

この2面をです。外面現実内面感情

そして外面行動建設的に。まず怒りは非行動化。実際何をできるかは、共通目標共通利益を探していきます。


■不完全性の受け入れ

心の鍵を開くための、2つめの心の操作が、内面感情向けの姿勢に登場します。

「受け身はやめよう」で来ました。しかしそうは完全にはできないんです。この自分の「不完全性」を受け入れることです。

内面感情ただ流し理解します。
なぜ皆に評価されたいという感情が湧くのか。皆が憧れに見えるからです。その良い面をしっかり見ることです。


■「膿」

そうやって全てを否定することなく、外面と内面への姿勢を保った時、何か出口のない意識のようなものが現れます。

それを見据えるんです。ただそれが出口のないものであることを。
すると意識が壊れ始めるようなことが起きます。まあ経験からの表現で言うと、ただ「うなされる」感じ^^;

これは少し時間を経ると、ある時点でぱったりと消えます。あれっ消えている、と感じるような形で。
「膿」なんですね^^。

その後、皆に憧れ皆に評価されたいと感じた感情が、何か遠い過去のような感じになるとと思います。
そして不思議なことに、それはもう問題ではないような感覚。前よりも、皆と自分が同じ、対等な感覚。

何がどう解決したかも良く分かりません。
ただ、新しい自分が、またこれから始まるわけです。より大きな憧れに向かって!


これがスパイラルの全貌という感じですね^^。
この中で、外面行動法内面感情の理解が、それぞれまたその都度バーションアップできる感じになりますので、またいつでもヒントが欲しい時にメール頂ければ^^。
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さらに総まとめを、次のカキコで書いておきましょう。(←これは言葉の繰り返しか?^^; まどーでもいい話^^;)


ブログ始めます!!!\(^^)/ / しまの
No.1607 2009/12/22(Tue) 11:22:24

アマゾンの上巻に早くもレビュー2件頂いています。この場を借りてお礼申し上げます。
まあ実際のところ、僕の言葉だけではハイブリッドも真の広がりを果たせないのだろうと思う今日この頃。

というわけで(どーゆーわけ?^^;)、新たなる展開を考える今日この頃です。
実際のところ、現状のままでは島野の執筆活動は2010年で終わりを迎える危機も見据えなければならないのが現実です。
まず目標は今回の入門編上下それぞれ初版1000部の完売そして増刷です。まずはそれで、さ来年以降の執筆活動継続が何とかめどが立ってくるという状況になるでしょう。

そのためには、今のサイトと本だけでは、世の人にはやはりどーも敷居が高い
そこで、やはりブログですねー。

まあ今の掲示板のレベルでほぼ毎日更新なんてとてもじゃないがやってられねーと思っていましたが(^^;)、根本的に僕自身の文体解体し、ハイブリッド専門用語を一切使わず(に説明の上で重要用語はもちろん出す形)にて、ちょー平易な言葉でちょー短い文章にてずばり心と人生の叡智をお伝えする文章ということであれば、毎日とはいえずとも2、3日程度で更新は容易にできるだろうと。

その位置づけもずばり、ハイブリッドの全てを平易な言葉でここに語り直します、と。まあサイトの原稿ひっかき回さなくともポイントは全てブロクに出てくるような構成を考えています。

これができる見通しなのも、まさに今に至ってなんですね。ちょー平易な言葉で伝える言葉の裏で見落とされるものを防ぐためには、まずはやはり専門用語で厳密に定義した心の分子の構成とその化合反応をつぶさに研究するという、確かな基盤(←こうした言葉が敷居高いわけだ^^;)が必要なんですね。
だから、ごくありきたりな言葉を出した場合も、その後にハイブリッドならではのポイントを沿えてという文章の形になると思います。

合わせてサイトそのもの携帯向きバーションを用意し、携帯から本の注文もできるようにしたいなとか色々考えている次第です。(←商売っ気^^;)

近日中の開設を目指し作業中です。こうご期待!


アマゾンにレビュー書き込みなどぜひm(_ _)m / しまの
No.1606 2009/12/19(Sat) 15:36:28

『入門編()』の詳細ページに概要説明文など載せましたので一見あれー。

これをアマゾンのそれぞれのページ()にも載せた次第です。
これから可能な範囲で、ネット上の各種掲示板本の自己紹介を書いていこうと思っています。まそうでもしない限り、僕の本は基本的に書店やメディアに見向きもされないまま、路傍の石のように偶然人の目にとまったら読まれるであろう程度の、現状維持のほそぼそにとどまる能性もあるんですね-_-;

そこでぜひ読者の方にも、アマゾンあたりにでもレビュー書き込みなどして頂けるとちょー有難いです。

本の内容についてのレビューとなると書くのが難しいものかと思いますが、僕として書いてもらいやすいのではと想像するのは、それぞれの方にとってのハイブリッド心理学の位置づけですね。今までの他の心理学なり人生哲学なり、どんな遍歴の後にハイブリッド心理学を読んでどう感じたかなど。これが上巻側かと。

下巻側にも書くとしたらの段階で、上巻と下巻の内容的な感想があればぜひという感じかな・・。


■実践編下巻の話

なおこの上巻側の概要文が、実践編下巻の骨格にもなると言えます。
治癒と成長への根幹は、かなり行き着くところまで明瞭化されています。それは結局、「命」のありのままの姿に向かうということです。それが人間の場合、内面世界外面世界で別の自己を持つという多元自己という道になるのだと。もちろんオモテとウラという話じゃアーリマセン^^;

問題は、それが閉ざされた心の状態からの変化を生み出すものは何かです。そしてそれによる心の変化の変遷の深遠さです。
これを具体的な事例を通して描写するのが実践編下巻です。
それが「見えない力」の発動であり、さらに「見えない力」の根源とは何かを突き詰めていきます。すると最後に至る結論は、僕の中でもう確信に至っています。
それは「分からない」なんですね。まあそれが「命」だということになるでしょう。

かくして、理論編終章でも取り上げましたが、福岡伸一『生物と無生物のあいだ』が結論として明瞭に述べたことと同じように、それはなるわけです。結局、自分達科学者が明らかにできたことは、生命を機械的操作的に扱うことの不可能性だったのだと。自分達は、生命のありようをただ記述すること以外になすすべはないのだと。


祝!初平積み\(^^)/ / しまの
No.1605 2009/12/11(Fri) 17:40:30

お出かけ前のいちカキコということで、昨日ですが入門編特定販促店(サイトにアップしたリストとはまた別)として最も近所の書店に出かけ、平積みされているのを確認しました。

思わず嬉しく携帯で写真撮った次第^^;
http://tspsycho.k-server.org/img/200912book.jpg

この店には4冊配本されたはずなのですが、見る限り2冊売れたのかなと。結構順調かも♪と。
かの有名な「斎藤一人」さんの本の隣というのも、なんか嬉しい感慨ですなー。

巷ではどんなもんなんでしょー。見かけたらぜひご一報頂ければ^^。

ちなみに一応今日の毎日新聞朝刊で、「文芸社今月の新刊」広告の中に入ってましたね。ま今回は前回のような写真入り広告は、僕からは出さない予定です(つまりそれも出費だった)。
とにかくまずは模様眺めの今日この頃^^;


12/14(月)まで不在 / しまの
No.1604 2009/12/11(Fri) 16:00:51

このあと夜出発ですが、12/14(月)までの不在になりますので^^。
スキーと法事帰省などですー。

戻ったら実践編下巻構想などカキコして行きますので、ちょくちょく覗いてみて頂ければ^^。


最新ハイブリッド超サマリー・続き^^ / しまの
No.1603 2009/12/10(Thu) 09:14:28

先のカキコと同じご相談者への、次のアドバイスメールも紹介しましょう。ちょっとおまけ部分も沿えて^^;
先のものが、ハイブリッドの道のりへの、まずは出発準備に備える道具の話として、今度は出発した後の基本的な心得になります^^。

なお先のアドバイスメールはこのご相談者には効果テキメンだったようで、
>全くすべて受け身だった思考に気ずきながら、建設的行動思考と二面を抱えながらも私はこうしたいとうう考えにより行動したら!まだ今、半日ですがすごく動揺のない安心感がありました!報告がてらメールします(^^)ヾびっくりです。
とのことでした。これには僕もびっくり^^; まあ心の土台は結構健康なケースと言えるでしょう。

もちろんそれでハイ完了!^^ではてんでなく、気分の波がまた見えてきます。
ここからがスタートなわけです、ということで^^。

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■スパイラル

>昨日はハツラツ!今朝は昨日より少し二面の感情のマイナス面が建設的行動思考に素直に受け入れられない重い感じですが一つ一つ前に向かいます!

気分が軽快になる日と、重く沈む感じの日が、人それぞれの周期でやってくるようになると思います。
これはもうそんなものだと腹をくくっておいて下さい^^。

同じ気分が常に続くことはありません。活発化した後には休息のための落ち着きがあり、停止がある程度続いたら心は自ずと動きたいという局面に戻ります。

それが我々の表の意識とは、ちょっとズレているんですね。それで、思った以上に自分はいけてるんじゃんと感じたり、訳もなく落ち込む自分を感じたりしてしまいます。

まあそんなものだと腹をくくって、気分が乗る時はしっかり「自分から何をしたいか」に目を注ぎ、気分が乗らない時は、「何もしない時間」が人生にあってもいいのだということにも目を向け、静かに自分の感情を感じ取るのがいいでしょう。


■置き去りにしたマイナス感情

「自分の感情を感じ取る」の中には、受け身の自分から脱却するごとに見えてくるものもあります。

自分が何を望むかに意識を向けるごとに、自分が何を得られていないのかを、心が感じ取ります。
それも、我々の表の意識がはっきり自覚しないままにです。それで、「漠然とした悲しみ」が流れたりもします。

それは心の健康な反応だと心得て頂ければ。
そして実は、そうした「重い感情」に目を塞ぐためのようなものとして、人がどうしてくる人がどう言うという、受け身の意識があったという位置づけを理解頂くといいと思います。

「憧れ」は、それが得られない「失意」「悲しみ」も伴います。それらも含めた「憧れ」が、心と人生を豊かにしていくんです。後々になってからしか自覚できないような形で。

「命」というものが、そうできているんですね。
最近浮かんだ表現で、そのうち本の原稿に書こうと思っているのですが、「命とは、望みに向かい、喪失に出会う中で、成長と成熟を成すもの」です。それは、「10を望み、それが果たされない失意を受けとめた時、やがて自分が2の成長を遂げていることを知る」といった姿でです。


まあまずは、そんな風に、外向きの前進内向きの受けとめスパイラル状に続くという基本イメージを持っておいて頂くのがいいですね。
その過程で「これはどう理解し考えれば?」といった材料が出てきたら、また何でも聞いて頂ければ^^。
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このメールへのご相談者の返信と僕のコメントも、おまけにつけておきおます^^。
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実に私にはまった納得のいく内容でした。置き去りになっている感情…私は今までいつも明るい楽しい元気でない自分は見たくなくて…見せたくなくて、全てのネガティブな感情が沸き上がる状態を抑圧して逃げて逃げて逃げ続けて来たと思います。
もう八方塞がりになってぎりぎりの自分を支えてる感じ。しかし、何もしない事も(無理に感情に抵抗しない)あっていいのだと分かりました。
外向きには建設的には常に実行しつつ内側は行きつ戻りつ、肯定表現にかえてもつネガティブが残り重い感情あってもスパイラルである…そんなものなのですね。ありがとうございました。

>「命とは、望みに向かい、喪失に出会う中で、成長と成熟を成すもの」です。それは、「10を望み、それが果たされない失意を受けとめた時、やがて自分が2の成長を遂げていることを知る」といった姿でです。

これは本当に意味深い内容で素晴らしい心に響き理解しやすい文章で感動しました。
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>外向きには建設的には常に実行しつつ内側は行きつ戻りつ、肯定表現にかえてもつネガティブが残り重い感情あってもスパイラルである…そんなものなのですね。

その通りですね^^。

そんな感じで、「外へと建設的に」「置き去りにした内面の受けとめ」交互に繰り返していく感じです。
そんな螺旋階段の中で、同じところに戻った時、自分が前の自分とはもう違っていることを感じるという歩みになります^^。

これを総論として、またさまざまな場面状況や内面感情の内容によって「建設的に」の方法「受けとめ」の姿勢各論がまた色々と出てきますので、材料あったら何でも聞いて頂ければ。
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はい(^0^)/ 沈んだとき無理に上げなければと思ってた今までより何にも抵抗しないで感じたほうがかなり心が穏やかです。
島野さんの文章は本当に難しい事を解りやすい説明に出来ているから本当に頭良い方だなぁと…並大抵でない沢山の努力と苦労の結晶と思います。感謝です!
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まあ魔法のなんとか液ではありませんが、僕自身の体験と言葉と思考だけではなく、Aさんも含め読者やご相談者の方の言葉一緒に釜にいれてグツグツ煮込んで出てくるのがハイブリッドの言葉です^^。僕の方こそ皆さんに感謝ですね^^。
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最後の比喩が我ながら面白く、気に入って載せようと思ったので、頂戴したお褒めの言葉も載せた次第です。えへへ。


最新ハイブリッド超サマリー^^ / しまの
No.1602 2009/12/08(Tue) 16:21:21

ハイブリッドの道のりを今まででさらに一番大きく俯瞰したちょーサマリーを書いたアドバイスメールをごく先日書きましたので、ご参考がてら載せておきます^^。

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■「感情と行動の分離」

まずは「感情と行動の分離」というハイブリッドの大原則が、どのようにAさんの問題に適用されるかという説明をしたいと思います^^。

「感情と行動の分離」とは、感情の動揺を克服したいのだからまずは感情を鵜呑みにしない、という自明の話から始まります。
問題は、「感情を鵜呑みにしない」とは実際どういうことかですね。結局我々を生かすのは「感情」なので、どっかで感情のエネルギーを生かさなければならない。

これまでのサイトでの説明では、まず「感情と行動の分離」を、内面感情ただ流し理解するのみにする、外面行動建設的なものだけにする、と説明しています。


■「感情と行動の分離」の誤りと真の極意

これが実はとても奥が深いものであり、その奥の深さを含めた最新の説明をここで書いておこうと思います^^。
ありがちな、誤った解釈と、「感情と行動の分離」真の極意は、次のように対比できると思います。

×)「感情を無視して何か理想的な行動をする」

〇)より大きな目で、感情をより良い方向へと方向づけられるような行動指針を知る
  感情の勢いにただ流されるのではなく、自分を真に幸福へと導く感情とは何かを知る
  これは同時に、自分を幸福に導かない感情や、全く無駄な感情を知ること


後者のような大きな目から、自分の内面感情を受けとめ見据える姿勢を、まず持つことです。それが感情を「理解する」ことです。

その上で、感情はただ流します。そのように「理解」したところで、感情はすぐには変われない、というものです。
ここに、感情への理解の姿勢と、実際に今流れる感情という、2面が生まれることになります。
この2面を持った上で、まず生きることです。すると、「命」の力そのものによって、感情は、というよりも感情を生み出す大元の心そのものが、次第に成長し浄化されていくんです。


■人を真に幸福へ導く感情とは何か

では人を真に幸福へと、そして心と人生を豊かさに導く感情とは何か。Aさんはどう思いますか。

僕の考えを簡潔にお伝えします。
僕の考えというか、僕自身が今自分の人生と心がとても豊かになったと、ちょっとした感動の感覚の中で振り返った時、はっきりと見えてくるものです。揺らぎない事実として。
誰も教えてくれなかったこととしてです。

人生を真に豊かさへ導く感情とは、「憧れ」です。

人生を貧弱化させる感情とは、「怒り」です。

この2つの道を見誤らせる感情とは、「正しい」という感情です。

人は「これが正しいはずだ!」という感情の中で、「憧れ」の感情を忘れ、「怒り」を抱きます。
そして人生が失われていることを、かなり後になって自覚します。「憧れ」の感情を忘れて「怒り」を抱いたことがその原因であることに気づかないままです。


■「受け身」という心の癌細胞

では何が人に「憧れ」の感情を忘れさせ、「怒り」を抱かせるのか。「これが正しい」という観念をさまざまに心に中に増殖させる中でです。

それは、「受け身姿勢」です。

「自分が何をしたいか」ではなく、「人にどうされたいか」に切り替わる、心の歯車です。

その中で、人は自分がこうなりたいこうしたいという感情から次第に、人がこうするべきこうあるべきという思考と、そして実際不完全な人間として大抵の他人はその通りではないことへの、怒りにおおわれていきます。

これが、人生を失わせるものの、正体です。


■「生き方姿勢」の2極

そうした心の仕組みから、人の「生き方姿勢」に、おおよそ2極が生まれます。

一つは、「自分が何をしたいか」という目を失った形で、視線を他人に向けるものです。そして人はこうあるべきだと考えます。その後に、その視線が自分に戻ってきます。自分はこうあるべきだ、と。
これが一つの「生き方姿勢」です。

う一つの「生き方姿勢」は、意識の全ての起点に、「自分が何をしたいか」を据えて考える生き方姿勢です。

もちろん望ましいのは後者ですが、我々の心をいきなり後者へと「切り替える」ことはできません
我々の心は、まず大抵前者から始まりその心の領域が重たく育っているわけです。

ここからできるのは、もう一つの心の領域を、いちから作り始めることです。そしてそれを育てることです。


■受け身であることの全体を問う

ということで、ここまでが「感情と行動の分離」とは何かのについての、前提理解になります。

ここから、今流れる感情の勢いに流される思考法行動法転換を、やっていくわけです。

まずは、「人にどうされたいか」という受身の意識からスタートする思考や感情の全体と違うものを、探っていくのが取り組みになります。

そのように見ますと、今回Aさんに書いていただいた感情や思考の全体が、まだ「人にどう・・」という受身意識に両足つっこんでいるまま考えたものだと思います。

>自分の問題を彼女のせいにして被害者意識を持ってしまっていた。これからはしっかり自分で判断するように意識したい。

そうした前向きな気持ちが、まずはいいスタートラインですね^^。
そこから重要なのは、

>建設的行動法で、一度聞いてみたかったのですが、例えば苦手で嫌な人がいて、相手が仲良くしようと近付いて来ても悪感情を行動化しないで距離を置くのが相手によっては難しい性格の人ならどう対処する事が建設的なのか悩みます。

こんな風に感情動揺が見えてからそれをどうこう対処しようか考えても、それはあまりできないということです。
まず意識が受身であることの全体を、問う必要があります。

苦手で嫌な人が近づいてきた時の感情動揺が問題なのではなく、苦手で嫌な人が近づいてくることが問題となること自体が、問題です。ちょっと分かりにくいですけど^^;


■嫌いな人間を無理に追い返すのではなくついて来れない世界に自分が進む

最後に書いて頂いた話が、一番分かりやすいと思います。

>私は何故こんなに彼女を嫌うのか?この友人は私の他の友人のほぼ全ての人を悪口でメッタ斬りします。私の前で…しかし悪口を言ってるくせに本人が居るとよいしょして私は内心(調子いい奴!最悪な人間…私の事も同じく他の友人に言ってるに違いない…怖い奴許さない。)と感じ嫌っているのです。これを胸にしまい込みながら少し距離を置く様にして来ましたが友人は以前より増して接近して来るので不愉快です。

「許さない」とばかり考えていると、いつしか自分が同じような悪口だけの人間になってしまいます^^;

まず、「友人関係」というものの持ち方の根本から、考えることがお勧めになります。

「いつも一緒でいようね」というタイプの関係の持ち方は、お勧めではありません。ちょっと御幣がありますが、それは大人の持つ姿勢ではありません。

はっきとした楽しみ目的をまず自分が持つことです。それが共通するものにおいて、できるだけオープンに人と交流するのがいい姿勢です。

嫌いな人間を「遠ざける」という、否定形マイナス形で思考するのはお勧めではありません。嫌いな人間と接する悩みという問題があまりない、積極的な楽しみの場をまず自分から持つことです。
そして、「あなたとはつき合いません」という否定形の拒絶表現になる言葉は絶対に使わず、そのかわりに「自分はこれをします」という肯定形の表現を使うことです。
相手がそれについて来ようとするなら、無理に追い返す必要もないでしょう。人の悪口だけのような人は、そうした前向きの楽しみの場にはついていけず、自分から去っていくものです。


■「受け身意識からの脱却」を足場に「感情と行動の分離」

ざっと書きましたが、そのように解決の答えが出るまでの全てが、「まず自分が何をしたいのか」という、受け身意識からの脱却思考から始まります。

そこから始めて、急には変わらない感情を心の片方で感じながら行動して行く、「感情と行動の分離」の世界が始まります。
「怒り」は、「まず自分が何をしたいのか」を失った意識土台から始まっていること。その意識土台そのものを、転換する必要があること。
人生と心の豊かさを生み出す感情とは、「憧れ」であること。それを探していくのが人生ですね^^。
そして「嫌な人間」への対処法とは、対処はしないのが対処です。嫌な人間にどう対処するかではなく、自分がどこに進むかです。


最初にいきなり沢山の話が出た感じかと思いますが(^^;)、心のパスルが結局いろんなところで組み合わさっているので、ビンの固い蓋をあけるように、四方八方からちょっとずつ理解と実践を深めていくというイメージがいいと思います。
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配本店リストなど掲載しました / しまの
No.1600 2009/11/28(Sat) 18:32:44

サイトの方を参照あれ〜。

なお確認したところなぜか楽天ブックスだけすでに「1〜2日以内に発送予定」さらに送料無料とお得になっているようです^^;


 
アマゾン / しまの
No.1601 2009/12/02(Wed) 00:29:21

アマゾンからも発送が始まったようですね。上下巻一緒なら多分送料無料かと^^。

アマゾンのレビューって結構いい情報源なので、ぜひ今回の本をネタに(ハハ^^;)「ハイブリッド心理学への感想」などどしどし書き込んで下さいな。
「金返せ!」というのではないことを所望。(←真面目に思考して書いている言葉ではなくただのギャクです^^; 最近マジに俗人のワタシ・・^^;)


22日(日)まで不在 / しまの
No.1599 2009/11/20(Fri) 14:43:06

これからちょっと帰省ですー。
当初明日からと考えてましたが、近所でお祭りがあるようなので急きょ今日からということで^^。


『入門編』が注文可能になりました\(^^)/ / しまの
No.1598 2009/11/19(Thu) 14:21:07

出版社に問い合わせたところ、もう注文可能とのとこです。
本の発送は20日つまり明日以降と言っていましたので、すぐ注文すれば多分来週頭くらいから手元に届き始めるのではないかと。

注文は全国の書店で、以下をお伝えして頂ければokです^^。

出版社:文芸社
著者:島野隆
タイトル:
病んだ心から健康な心への道 第1巻
 ハイブリッド人生心理学 入門編(上)−怒りのない人生へ−
病んだ心から健康な心への道 第2巻
 ハイブリッド人生心理学 入門編(下)−心の未知の世界へ−

「病んだ心から健康な心への道 第1巻」「同 第2巻」だけで多分okだと思います。

なお昨日覗いたらアマゾンでももう「近日発売・予約可」になってましたね。「島野隆」で検索すると出ますので。
でもまあ一応販促の面では書店を通して注文して頂き、書店の目に触れてみてもらうのが有難いです。

ぜひ買って〜。

なおその内に『本』のページに本のカバー表紙写真程度は載せます(←今度はもう僕自身は大した宣伝はしない感じ。まず書店流通の模様眺めということで。ちょっとものぐさ^^;)
同時に掲載原稿も削除します。ほとんどそのままですが、細かい誤字脱字、その他若干の表現改善などしていますので、サイトで読んだ方も本でまたごゆっくり読んで頂ければと思います^^。


メール相談の新規受付は来月いっぱいまで! / しまの
No.1597 2009/10/28(Wed) 14:08:12

サイトでご案内のように、メール相談の新規受付来月いっぱいでいったん終わりとし、しばらく様子見としたいと思います。
なおこれまで一度でも一往復/期間ともメール相談ご利用の方は今後とも引き続き継続および期間相談への変更も可能とさせて頂きますので。また申し込んだまま保留して未入金の方もこれに準じ、後続してご利用検討頂けれるものとさせて頂きます^^。

これはまずは12月最初のハイブリッド心理学出版本発売開始するので、ハイブリッド心理学もようやっと正式に(?)社会にデビューすることとなり、メール相談申し込み現状より沢山来ることが考えられるのですが(まあそうならない程度にしか本が出ないということは、食っていけずそもそも続けられないという話になる^^;)、メール相談対応は実際のところもうそれほど人数増やせるものではないんですね。

ということで、とりあえずせっかくネットで苦労して検索して来て頂いている方からの受付だけして、あとはちょっと様子見に入ろうかという次第です。

また、これまでのメール相談いろんなタイプの方いろんなタイプのご相談にアドバイスしてきたのが、おおよそそうしたタイプの範囲が見通せた感のある今日この頃です。
ですから僕自身の勉強としてもさらに間口を広げるより、まずはこれまでのアドバイス体験なども踏まえて出版本をより充実させることが、より多くの方に役立てて頂くための自分の勤めだと思う所存です。

ということでよろしくお願いしますー。


真央ちゃんに見る「自分を知る」という課題^^; / しまの
No.1596 2009/10/26(Mon) 12:34:51

珍しく時事ネタ
ロシア杯5位に終わりファイナルへの出場が絶望視されている真央ちゃんですが、これはかなり予想された結果かと。メンタル面に根本的な課題を抱えているということでですね。

僕もこれはうすうすその兆候を、意外な(?)ところで見た感を以前から感じていました。ここがちょっと心理学的話題
一つは真央ちゃん登場のCM「ジャンプに成功すると皆に喜んでもらえるのが嬉しくて・・」と、ハイブリッド的に言えばまあ自己の重心を欠いている言葉^^;
また先日の報道ステーションでは、今期の戦略について、松岡修造のインタビューに答えて「タチアナマジックです」と笑顔で答えたのを見た時は思わず、「えそれって・・?」と思わず感じましたね。つまりまあ自分で自分の現実を掌握し道を模索する姿勢とは、およそ反対の言葉なんですね。その時は思わず、ちょっと見通しが案ぜられるのを感じた次第。
そして昨日の結果

一方ミキティ1位になったのも、彼女が経た心理変遷を考えればうなづける面があります。やはり人間というもの、境遇や回りから与えらたような位置からは一度挫折しないと、本当の「自らによる道」を見出せないのが人間の不完全性なのだと感じる今日この頃(^^;)です。
まあその分、キム・ヨナはジュニア時代にいつも真央ちゃんの後塵を拝していたのが逆にメンタル面を強くさせた幸運だったのかも知れないですね。

真央ちゃんがメンタル面において根本的に自分に向き合い直す必要があるのは明らかでしょうし、あとはそれが今すぐ起き得ることなのか、それともさらにバンクーバー五輪をめぐる挫折(最悪代表落ちなど)「必要とする」かどうかは、神のみぞ知るということになるのでせう。


最初の心理学本 発売日決定! / しまの
No.1595 2009/10/19(Mon) 12:34:12

本のカバーの印刷時の細かい調整リクエストをさっき出版社側に伝え、これで僕の側の全ての作業が終わった感じです。
あとは製本が出てくるのを待つのみ!
ということで、最初の心理学本の出版が以下のように決まりましたのでお知らせ致します。

=================================
病んだ心から健康な心への道 第1巻
ハイブリッド人生心理学 入門編(上)
−怒りのない人生へ− 本体価格1,300円
=================================
病んだ心から健康な心への道 第2巻
ハイブリッド人生心理学 入門編(下)
−心の未知の世界へ− 本体価格1,400円
=================================

発売日:2009年12月15日
なお実際の注文は少し前から可能なようです。これは実際可能になり次第また詳しくお知らせ致します。
 書店での注文:11月下旬より
 ネットでの注文:12月上旬より

今回も前作同様、本の装丁やデザインに徹底的にこだわった、自信の2冊になりますのでこうご期待です。

心理学本ということで、前作とは対照的に、できるだけ手元において持ち運びやすいよう、並装(表紙が硬い厚紙でないもの)で、本があまりぶ厚くならないようを選定し、文字も大きめ、さらにかなり詳細な索引も付録と、実に濃い内容のものになっています。
例により島野オリジナルの写真さらにイラストをあしらった、美術作品的な外見も自信作となっています。
価格もお求めやすい、リーズナブルなものかと^^。

出たらぜひ買って〜^^;


明日10/9(土)から12(月)まで不在 / しまの
No.1594 2009/10/09(Fri) 22:50:56

ちょっと帰省ですー。


作家論^^; / しまの
No.1592 2009/08/09(Sun) 16:13:07

「つけたし」として先のカキコレスとして続けようと思いましたが、ちょっと長いので。

なぜ「フィーリング愛」だと「うしろ2つの世界」が見えなくなってしまうかと言うと、これは直接のつながりはなく、あいだに「否定価値の放棄」という巨大な転換がかむのが、ハイブリッドなんですね。
これがあまりにも大きい。「否定価値の放棄」は、社会のレール枠を根本的に破壊する感覚でもあります。だから、動物的打算魂の世界が、ありのままに見えてくる、という話になると思います。

フィーリング愛だからそれを欠く、のではなく、その視野を失ったフィーリング愛と同時に、人生の不明へのレールが敷かれる、という話になります。

その点がまさに、村上春樹の小説と、ドストエフスキー『赤と黒』のスタンダールとの違いでもあるような気がします。
つまり、今までの村上春樹は、かなり現代社会のレール枠は崩壊させない範囲で書いているのに対して、ドストエフスキーやスタンダールは、作者も物語内容も、社会背景からして社会のレールの崩壊が現在進行形であるのを、物語の背景に持っています。それが暗黙的にも、動物としての人間の本能と、魂の世界への視野を色濃く映しているのではないかと。
そして、それが至る結論は、間違いなくハイブリッドと同一です。魂が、答えを導くものになるわけです。そして頭で答えを出そうとすることを、放棄するわけです。「未知の愛」「命」が向かう先になるものとして。

だから、村上春樹ドストエフスキーのような総合小説が目標とのこと読みましたが、そんな観点で、社会レールの崩壊という視点をうまくいれてみると良いのではないかな・・なんて偉そうなコトはとてもでないが言えねえ^^;
いやあるいはカルト集団うんぬんというストーリーがそこに踏み込むものなら、村上春樹ワールドでもついに「4つの世界」が繰り広げられるということになるかも知れません。そしたら文句なく村上春樹は現代のドストエフスキーと言える偉大なる巨匠になるわけですな。
ガンバレ、村上春樹。(何のことやら^^;)


 
事件その後 / しまの
No.1593 2009/08/09(Sun) 17:06:45

これはもっぱら先ヘのレスですが、今見るとネットニュースの見出しには、

警視庁に電話殺到「罪かぶるので、替わりに自分を」

これは大笑い。まあ気持ちはワカル・・^^;
まあこれも書いたけど、のりピーとしてもこうした声を知り、「愛を自覚すると同時に罪を深く感じる」のが、人生の良い体験になるでしょー。


「フィーリング愛」の末路(^^;) / しまの
No.1591 2009/08/09(Sun) 13:18:15

ちょー久々につれずれ原稿など。

のりピーの逮捕押尾学の事件が賑やかなこの一週間となりましたが、つくづく、これが「愛」の一つの形末路なのだなぁという感慨。
そしてこの「愛の一つの形」というのがまさに、今の現代若者社会(なんともな言葉^^;)における「愛」そのものであり、村上春樹によってその魅惑と闇が優れた描写をされている世界なんですな。

魅惑と闇とは、「自己の欠損を埋める」ものとして「愛」があるという形になるものです。そこには常に真実が混じり、真実が強ければその愛の魅惑も強くなる代わりに、も強まることになります。
その2面に向き合う姿勢に、人の「人間としての意志」が問われることになるわけです。

ハイブリッドの道は、その2面を超える、さらに2面へと向かうものになります。もちろん、生きるための思考をいったん全て解体し、ゼロから再構築する先にです。嘘のない真実に向かうことを選択することにおいて。
すると一つは、あまりにもシンプルな、子を生み育てる、もしくは生存を守ろうとする、最も嘘のない野性的打算とも言えるものが一つのベクトルとなり、そしてもう一つ現実の形さえ成しえない、最も純粋な魂の愛への望みのベクトルとなる。
その2つの不完全な交わりの中に、この現実世界における愛として向かうのが、結局のところ最も揺らぎない、心の成長への道になるというのが、ハイブリッドの人間思想になるわけです。
(入門編後冊の「愛への道」の章参照のこと^^)

そうした視野を持たない中でのは、「生活を支え合う」という泥臭い面が「愛」からはまず除外される現代若者世界(^^;)において、まず自己の欠損を埋める真実と嘘の合成品として、いかにより心の魅惑中枢を刺激し、キラめき感覚を与えてくれるものとしての「愛」の獲得へと駆られることになります。
いわゆる「フィーリング愛」です。

するとその先には、人生の不明と破綻へのレールが、同時に敷かれるとでも言えるような事態になってきます。今回の事件や、村上春樹の小説が描写しているように。

動物的打算」の世界を想像することはたやすいでしょう。しかし「現実の形さえ成しえない最も純粋な魂の愛への望み」になると、この全て、つまり動物的打算の世界と、自己の欠損を埋める、真実の世界と、嘘の世界、さらにシンプルで健康な生命エネルギーのほとばしりとしての開放的な愛の情動といったものに全て心を晒した先に、見えてくるものという難しさがあるかも知れません。
まあ健康でシンプルな愛情衝動というのは、もう食欲や睡眠のように、頭で考える必要もないものです。生き方思考への取り組みの中で、しっかりと見据えるべきものは、4つの世界になることになります。

村上春樹の小説はその前半に特化している感じがするんだよなーだから「1Q84」はどうも読む気にならないんですが実際のところどんな方向に行くのかしら・・と思う今日この頃。
僕もまずは自伝小説の形で、この「4つの世界」をうまく体験的に描写して人々に分かりやすく伝えたいと思うのですが、いずれは短編中篇長編の小説という、優れた媒体を数多く作れるのが夢でもあります。まあ今回の(?)人生の時間(いちおう100歳越えるのが目標^^;)ではまだ足りないかも知れない^^;

メモがてらの、ちょっと何のことやらの文章でした^^。


ちなみに、どーでもいい話ですがのりピー写真集持っているほどファンでしたね。ネットニュースへの書き込みには、「酒井法子、サラバ」なんて厳しいコメント溢れてましたが、軟弱な僕としてはただの一人の人間として新たな人生を歩む彼女を暖かく見守りたいですね^^。


8/2(日)まで不在 / しまの
No.1590 2009/07/31(Fri) 13:27:35

ちょっくら帰省で〜す。


サイトの全面リニューアル\(^^)/ / しまの
No.1589 2009/06/16(Tue) 12:18:20

サイトの表玄関から入っている方はお気づきと思いますが、きのう全面リニューアルをしました。

原稿類は全て整理して、をメインとし、最新原稿を参照可能ですので^^。

表のひとコマ写真30個ほど追加しておきましたので、見てなかった写真がたまに出てくるかと^^。


6/7(日)まで不在 / しまの
No.1588 2009/06/05(Fri) 13:14:58

このあと出て、ちょっと帰省
天気が良かったらその足で今シーズン最後のスキーへと山形の月山まで行くことを考えていたのですが、ちょっと天気悪そうでやめの公算大。
急きょ好転したら月曜まで不在と延びる可能性がゼロではないということで^^。

そのうちサイトの全面リニューアルをすべく準備中ですー。


できたー\(^^)/入門編最後の2つの章をUp! / しまの
No.1587 2009/05/24(Sun) 12:17:06

結局あと2つの章完結しました。分量的には1つの章でも良かったのですが、流れ的に短い最終章を切り出した次第。

22章 人間の真実 「愛」と「命」
終章 「心」と「命」・最初の一歩へ

これでようやっと心理学本出版をいよいよ実行化段階に移すとともに、サイトの方の全面リニューアル準備などに入ろうかと思います。
発売今年の暮れくらいですかね。なお今度はもうサイン入り初版本の販売は行わないかも知れません。
なぜかと言うと、面倒くさいからです。(←偉そうに言う話じゃない。アハハ


まだ終わらず!(^^;)入門編21章! / しまの
No.1586 2009/05/13(Wed) 17:23:18

ガーン。う〜〜ん。やっぱ終章にならなかった^^; はあ〜〜っ。(←深いため息^^;)
ともかく一読あれ〜。

21章 愛への道


5/7(木)まで不在 / しまの
No.1585 2009/05/05(Tue) 12:57:27

これがGW帰省になりますです。

最終章をかなり時間かけて練っており、あと少しの状況^^。


4/25(土)まで不在 / しまの
No.1584 2009/04/23(Thu) 12:38:15

スキーがてら帰省しますー。
GWも間もなくですね〜^^。


4/12(日)まで不在 / しまの
No.1583 2009/04/10(Fri) 14:37:55

このあと夕方出発して日曜までスキーに行きます。

今シーズンは2月中旬暖かい雨が降り、ゲレンデの地肌も見えた状況でどうなることやらと感じた次第ですが、その後結構寒さが持ち直し、ゲレンデに雪も結構残っている模様。まだしばらく行けそうです♪


入門編20章をUp!・まだ終わらず^^; / しまの
No.1582 2009/04/08(Wed) 11:59:44

20章 人間の真実−1「人生」

結局また長くなってしまいました^^;
この後の、「愛」についての部分がかなり論調が変わるようであり、分割ということで。
最終章はちょースピリチュアルにしようかと。


4/1(水)まで不在がち / しまの
No.1581 2009/03/27(Fri) 13:31:03

これから出て日曜まで帰省、月曜に出て水曜までスキーということで。

途中にいちよう丸一日程度の時間は自宅にいる感じです^^。


入門編19章をUp! / しまの
No.1580 2009/03/12(Thu) 12:22:58

19章 人生の答え

短く済むかと思っていた残りが、やっぱ結構増えてしまいました^^;

まあ音楽のメロディーと同じで、サビだけつなげても伝えるべき響きが伝わらなくなってしまうので、入門編話の「粒度」でも、書かねばならん量がこうなった感じです。
僕は基本的に文章メロディーとして書いておりますですので。

これでもうかなりの分量になってしまうので、『入門編』前冊・後冊に分けるのがほぼ確定の感。はあ〜〜っという感じ^^;
まいいんだけど^^。


今週末と来週末不在 / しまの
No.1578 2009/02/27(Fri) 20:19:56

2/28(土)-3/1(日)3/7(土)-8(日)と不在です。
両方とも土曜早朝に出発してのスキーですー。


 
Re: 今週末と来週末不在 / しまの
No.1579 2009/03/06(Fri) 14:16:56

明日はやっぱスキーはやめて、実家に一泊帰省にしました。
ま同じようなスケジュールということで。


入門編18章に若干加筆 / しまの
No.1577 2009/02/21(Sat) 11:19:13

18章 「否定できる価値」の放棄へ

以下若干加筆しました。HP上の更新日付はそのままです。

「選択と実践」 の以下段落
======================
 「存在の善悪と身分」など当てはまらない「現実」を、よく見ることです。
・・・
======================


「否定価値の放棄」の扉を開ける の以下段落
======================
 私のこの思考は、意識表面の論理のつながりを越えて、意識よりも深い根底において、「否定できる価値」を放棄すると同時に、「あらゆるものに価値を感じる感性」を解き放ったのです。
・・・
======================


入門編18章に「選択と実践」のパラグラフを追加しました / しまの
No.1576 2009/02/18(Wed) 17:02:04

18章 「否定できる価値」の放棄へ

「選択と実践」のパラグラフを追加しました。
結構な文量の章になってしまいましたが、まあこれが、今までの話を前段として「実践」内容のほぼ全てを凝縮させて書いた章ということで、まあ妥当かと。

以下の4項目立てで説明しています。一読頂ければ^^。
1.「破壊」ではなく「建設」
2.「自己の重心」
3.「性善」の人間観
4.悪感情を恐れずむしろ歓迎する姿勢


入門編18章をUp!・2/15(日)まで不在 / しまの
No.1575 2009/02/13(Fri) 13:59:16

さきほど入門編18章をUpしました^^。
なお早めにお伝えしておきますと、明日早朝にスキーに出発して土日不在となりますです。

18章 「否定できる価値」の放棄へ

一気に最後までこの章に盛り込もうかと考えながら書きましたが、分量的にもキリが良さそうということで。
最終章は短めの章にできるかと^^。


いよいよ佳境!入門編続編Up / しまの
No.1574 2009/01/31(Sat) 14:54:52

書いていて自分でも感じたことですが、ハイブリッド実践の細かい話かなり切り捨て全てを俯瞰してはっきり見えるのはこうゆう話だという内容になっています。
それを頭で理解するより、心が感じ取る文章を、引き続き心がけて練っとります。

17章 3つの心の世界

一読あれ〜。


1/25(日)まで不在 / しまの
No.1573 2009/01/23(Fri) 16:12:39

夜出発してのスキーです〜。

何かシーズンもそろそろ終わりかなーと思うかのような暖かい気候。これから急に冷えるとのことですが..。


入門編第2部 原稿続編Up! / しまの
No.1572 2009/01/13(Tue) 12:37:54

16章 生き方思考と心の叡智

「建設的行動法」などが、結局は「幸福」を原点としなければ心の成長への意味を持たないことなど、今まで行動法を単独で解説していたものを、取り組み全体との関係を重視した、分りやすい解説を心がけておりますです。

その点では、これが正真のハイブリッド取り組み実践理論になるんですね。総論として。
これを踏まえて、『実践編』などでの各論的取り組みがあるという話になります。

その分、行動法の内容をここではまだ出さず、さらにこの後の章「3つの心の世界」を壮大に俯瞰する視野の中で、心の異次元変化のための行動法の位置づけをより明瞭に説明することになります。
これはその前段的な章になります。

まずはご一読あれ〜。


1/11(日)まで不在 / しまの
No.1571 2009/01/09(Fri) 13:54:10


土日スキーなのですが、天候がちょっと荒れそうな中、今回講師をする予定なので遅刻するとかなりマズいため(^^;)、安全見て今夜から現地入りということで^^。


もいっこUp! & 1/3(土)まで不在 / しまの
No.1569 2008/12/31(Wed) 11:49:22

島野からのお年玉というわけではありませんが(アハハ何のこっちゃ)、昨日に引き続きもう一章入門編第2部原稿をUpしときましたので、この年末年始の時間の折にでも一読頂ければ。

15章 感情と行動の分離・ハイブリッドの世界へ

なお今日から帰省し1/3(土)まで不在となります。
ちなみに今年の年賀状はこんな感じ。
http://tspsycho.k-server.org/img/2009.jpg

では良いお年を〜♪


 
Re: もいっこUp! & 1/3(土)まで不在 / しまの
No.1570 2009/01/05(Mon) 22:26:15

上の『15章』のリンクをクリックしたら、あれっと違ってましたね。直しましたので。えへへ^^ゞ


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