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ハイブリッド心理学辞典
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実践の学び
 実践-3 行動学

実践3-2 仕事の普遍的スキル
基本説明
仕事の普遍的スキルの具体内容
仕事の普遍的スキルの具体内容  仕事の普遍的スキルの本質  相談事例などの参考情報
仕事のための行動法と「理念」
最終更新:2021.4.15
基本説明 
「仕事の普遍的スキル」というものを、のように定義できるでしょう。
「 この社会にどのような「仕事」があるかを把握できており、それぞれの「仕事」は何をするものか、何ができればいいかを、実際にその仕事の具体的経験がなくても分かるような汎用的な知識、さらには実際そうした未経験の仕事にすぐ就け、こなせるような汎用的能力」だと。
学生時代などに「仕事で大切」言われるであろう「やる気」「協調性」などというものは、仕事のスキルにはあまり関係ありません団体行動一般有用なものではあるでしょう。
それらはそこそこ心がけた上で、「役割」「工程」「管理」そして「生み出す価値」といった専門的視点できるだけ早く意識を向け仕事場におけるその具体形の把握のコツをつかむことが、仕事のスキル獲得への近道になります。
これらはあらゆる「仕事」普遍的なものであり、一度しっかり習得することで、仕事場が変わってもすぐに仕事こなせるようになるという、普遍的スキル獲得となります。これが「社会を生きる自信」何よりの源になるでしょう。

それぞれが、つまり今これ読んでいるあなたが、どれだけ「仕事の普遍的スキル」持っているかは、明瞭判別できます。それは、「仕事の普遍的スキルとは具体的に何か」というテーマでの説明を自分自身で書いてみることです。
そこに書けた範囲が、あなた持つ「仕事の普遍的スキル」だということになります。もちろん、実際社会仕事うまくこなしている人から、「それは間違いだ」言われるようなものではなく、仕事のスキルつけようとしている人にも役立つような内容として書けることが条件です。
そしてそのように持つ仕事へのスキルによって、もし必要あれば自分はこの社会ですぐ新たな仕事についてこなすことができる、という自信がある、それがまさに「社会を生きる自信」言えるものになるでしょう。

ここでは、そうした「仕事の普遍的スキル」具体的内容として島野考えるものを述べていきます。
5つ側面および段階からなるものと言えるでしょう。
 1)読み書き能力という結局一番基礎
 2)情報の伝達におけるミスないこと
 3)作業分担内容そのもののための技能(場合により個別的専門的
 4)ミスやトラブルへの対処や防止のために必要かが分かり、それを手順化組織化することができる
 5)世の中にどのような「仕事」があるのか構成分かる
この具体的内容について「仕事の普遍的スキルの具体内容」で説明します。

またそうした「仕事のスキル」を役立てる行動対人的、そして社会的行動として行う場合行動法は、もちろん、行動学3種類「建設的対人行動法」「原理原則行動法」「ウインウイン行動法」いずれかです。そのに、目標利害一致する相手から対立する相手までの、行動法バリエーションになると言えます。
加えて、これら全てにわたり、仕事向かい前進する姿勢として、「自分の能力発揮」ではなく「役割の遂行」「利益」ではなく「価値」の生み出し、そして「会社のルール」ではなく「社会のコンプライアンス」といった基本的精神、つまり「理念」重要になります。
これらはたとえるならば、「仕事のスキル」料理だとして、それを提供するための食器というそしてそれを相手運ぶ人様子だと言えるでしょう。料理そのものが美味いとしても、食器運ぶ人清潔さ振る舞い誠実さ損なわれていると、食事としての価値低下してしまうというものです。
これらの側面について「仕事のための行動法と「理念」」で説明します。

仕事の普遍的スキルの具体内容 
・仕事の普遍的スキルの具体内容
仕事の普遍的スキル具体内容として島野考えるものは以下のようになります。
なおこれはIT系システムエンジニアなど)の仕事経験からの見識であり、普遍的スキルとしてこれが全てではないと思います。業種職種経験からは、多少異なる内容で、「これが普遍的スキル一つだ」というものも出てくるでしょう。

1)読み書き能力という結局一番基礎
義務教育での国語算数英語から始まり、それにプラスアルファした英語などの語学能力や、時代においてはパソコンオフィスソフト使いこなしなど。さらに「プログラミング」義務教育取り込まれようとしてい時代であり、「HTML」「JavaScript」などはこれからはもはや専門技術というより基礎的読み書き技能分類されるものになるでしょう。
また大学教育など培われる、「課題」とその「解決」整理する能力といったものも、仕事での基礎的読み書き能力含まれるでしょう。

2)情報の伝達におけるミスないこと
との適切情報伝えることができること。
「コミュニケーションスキル」というと「人に感銘や納得を与える」といった、いわば見栄えの良いコミュニケーション取り上げられがちかと思いますが、実際「仕事」というのはもっと単純地味に、いわば「伝言ゲーム」のような構図で、からへと伝えるべき情報正しく伝えることから成り立つものと感じます。そこにおいて抜け誤った内容伝えるなどのミスないこと、またそこに「約束」含まれるのであればしっかりとそれを守るといったことから、「仕事」でのコミュニケーション成り立ち始まります。
そうした地味側面しっかり押さえることを土台として、「上級編」と言えるようなコミュニケーションスキル意識したり目指したりするのもいいでしょう。島野としては、「相手の目を見て話す」とか「頷く」など「好印象」をどうこう目指すようなものよりも、重要会議先立ってキーパーソン合意取りつけておくといった「先読み配慮」などを重視したいところです。

3)作業分担内容そのもののための技能(場合により個別的専門的
仕事担当する作業そのもの必要技能スキル。これは仕事により何か個別的専門的技能必要なものとそうでないものがありますが、専門的技能については、「普遍性」というよりも仕事求人多さ業種またがるような間口広さ、その技能がどれだけ「つぶしの利く」ものかといった視点になるでしょう。

4)ミスやトラブルへの対処や防止のために必要かが分かり、それを手順化組織化することができる
ミス不具合というものは必ずどこかで起きるものであり、それへの対処や予防の措置講じることが、「仕事」大きな部分占めるものになります。島野IT企業就職して携わったのは銀行証券など金融関係システム構築でしたが、そこで最初学んだことの一つが、プログラムコード8割は、業務正常処理実施することではなく、ユーザー関連システムから予期せぬ異常データ渡されたりした時どう対処するかの「例外処理」に向けられる、といったであったりしました。正常データだけであればパターンも限られ処理コード少なく済みますが、あらゆる異常データ想定しそれへの対処コード用意するのは遥か大量コード必要になるからです。そうした対処ができていないプログラムは、しばしば例外的事態対処できず、システム全体ストップしてしまうという、より大きなトラブルつながりがちです。
そのように、ミス不具合への対処予防をあらかじめ業務盛り込んでいくという「姿勢」、そしてその具体的盛り込み方としての手順化組織化といった「実装法」は、あらゆる業種職種を通して普遍的なものであり、これこそ何より「仕事の普遍的スキル」内実になるものだと島野としては感じています。

5)世の中にどのような「仕事」があるのか構成分かる
社会にどのような「仕事」あるのか分かること。これは「銀行証券」「製造業」「経理」「営業」といった業種職種レベルよりも細かい「担当業務」「担当作業」レベルで、「仕事」というものがどのように構成されその遂行流れていくのかが分かる、というものであることです。
例えば島野のその見識を、「企業業務の流れイメージ図」のように描いてみたことがあります。これは「モノ」「お金」流れとして、そこに「人」への関わり加えたものと言えるでしょう。金融関連ITシステム構築を通して得ていった見識であり、またその仕事役立ちそうなものとして少し「簿記」勉強をしたりした経験から、企業業務仕組みがそう把握できたというものです。
  
社会にはどのような具体的仕事があるのか。その具体的視野が、こうした「見識」から導かれるわけです。つまり、このに書いたキーワード一つ一つに、「仕事」発生するのです。キーワード一つ「仕事」一つ、ではなく、それぞれにおいて「モノ」「お金」「人」さらには「システム」「監査」と、ざっと言って5種類「仕事」出てくる。するとこので言うと、業務項目13個×5種類の仕事という、合計65種類「仕事」がその見えてくることになります。もちろん一人担当者がその複数同時行うこともあるものとして。

・仕事の普遍的スキルの本質
以上、1)読み書き能力2)情報伝達においてるミスないこと、3)作業分担内容への技能4)ミスやトラブルへの対処と防止への姿勢実装という普遍的スキル大きな幹5)社会にある「仕事」の構成への見識、という「仕事の普遍的スキル」具体内容体得することにによって、私たちがこの社会で「仕事」ができる、ひいてはこの社会で生きていけるという「能力」生まれる。この本質とはどういうことなのかを、一言でいうことができます。
それは、「仕事」をする「場」において、自分が何をすべきかを、指示されなくても分かる、自分から見出すことができる、ということです。
だからこそ、それによる「この社会で仕事ができる、生きていける」という「自信」は、狭い仕事場人の目良く見られることに依存するような脆弱ものではない底堅い「社会を生きる自信」になる。これは頷けるのではないかと思います。

・相談事例などの参考情報
(以下執筆中^^)

仕事のための行動法と「理念」 



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