( ハイブリッド人生心理学 詳細情報インデックス集) |
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ハイブリッド心理学が伝え示すもの全てを、「学び」と呼んでいます。 ここではそれを大きく「実践の学び」の6領域と「歩みの学び」の5領域として整理し、短文説明と、より詳しい情報へのインデックスを掲載し、ここからハイブリッド心理学の全ての学びを網羅できるよう整理していきたいと思います。 |
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更新情報 最新:2022.8.12
2022.08.12 「実践1-3 感情への基本姿勢」を掲載開始。
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* * * 項 目 一 覧 * * * |
学びの全体 ↑ |
ハイブリッド心理学が伝え示すもの全てを、「学び」と呼んでいます。 「学び」は大きく、「実践の学び」と「歩みの学び」に分けることができます。 この全体は、「自分」という車を運転して「人生」という道を進むという喩えで考えると、分かりやすいでしょう。 |
全体-1 ハイブリッド人生心理学が目指すもの 2つの根本原理 「実践」 心の成長変化の歩み 4つの通過道標 全体-2 学びの全体構成 |
実践の学び ↑ | ||
感情動揺や悪感情の克服、そして心の成長に向かうために、日々の生活と人生の場面で、自分で意識して行う姿勢や思考法行動法、また内面向き合いを「実践」と呼びます。車の運転で言えば、基本的なハンドルさばきとアクセル・ブレーキワークに相当します。 大きく以下6領域の実践テーマがあります。 |
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実践-1 | 「感情と行動の分離」の基本姿勢と「取り組み実践」 ↑ | |
ハイブリッド心理学の全ての「実践」は、「動揺する感情を克服したいのだから、まずは感情を鵜呑みに考えない」という自明の原則を踏まえて、「外面行動は建設的なもののみ行い、内面感情はただ流し理解することのみ行う」という「感情と行動の分離」の姿勢に立って行います。 それを車の両輪のように携え、自分の「望み」に向き合い、全てを尽くして「望み」に向かって生きていく、というのがハイブリッド心理学の生き方姿勢であり、これを「取り組み実践」と呼んでいます。 ・「感情と行動の分離」の大原則の姿勢とそれに立った実践項目の構成 ・「取り組み実践」としての進め方の基本 ・そこで「感情」というもの全般について取るべき基本姿勢 というテーマに分けて説明します。 |
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実践1-1 「感情と行動の分離」の基本姿勢と「取り組み実践」 実践1-2 「取り組み実践」の進め方 実践1-3 感情への基本姿勢 |
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実践-2 | 「破壊から自衛と建設へ」の基本行動様式の転換 ↑ | |
「思考」と「行動」をプラス形にする基本的方向性とその実践であり、心の基本的な働かせ方をプラス形にする実践です。行動の基本様式を「破壊」から「自衛」と「建設」へ転換するというのが基本方向性です。 なお「感情」をプラス形にすることについては、「実践−5 悪感情への対処」、および「実践−1 感情と行動の分離」の中で「感情が良くなるとは」というテーマで説明します。 この「破壊から自衛と建設へ」の基本姿勢転換が、最終的に心の深層根底においても完全に成されるのが、「実践−6 「否定価値の放棄」の根本的選択」になる、という位置づけになります。 |
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実践2-1 「破壊から自衛と建設へ」の基本行動様式の転換 実践2-2 思考のプラス形 |
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実践-3 | 行動学 ↑ | |
具体的な行動場面での課題内容に応じた行動法の、多少とも専門的なノウハウの学びです。 「建設的対人行動法」「原理原則行動法」「ウインウイン行動法」という3種類の行動法から成ります。日常生活での行動法を100パーセントこれらで行えるようにするのが目標になります。 また「仕事のスキル」の普遍的要素の習得についてもここで説明します。 |
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実践3-1 行動学 実践3-2 仕事の普遍的スキル |
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実践-4 | 「愛」「自尊心」「人生」のための価値観と行動法 ↑ | |
「何に重きを置くか」という「価値観」が、外面の行動法および内面の感情の流れの双方、さらには人生の歩みの全体を方向づけるものとしてきわめて重要になります。 ハイブリッド心理学では、「人生観」が生き方姿勢の全体を方向づけた上で、「愛」と「自尊心」が人生の2大感情テーマであり、それへの価値観が、生き方の内容を大きく方向づけるものと考えます。「人生観」の中にはまた、「世界観」「人間観」「社会観」といったサブテーマや、「最後の心のよりどころ」を何に求めるかという「信仰」の領域もあります。 こうした「価値観」を自分がどう持っているかを意識しないまま、流されるように浅はかな刺激に動かされて生きるのが現代人の大半と言えるでしょう。まずは自分の「価値観」を自覚明確化するところから始め、「自分への建前思考」にも注意しながら、全体-2 学びの全体構成でも示すように、人生の道のりに応じて感じ方に変化が出てくるという長い目で向き合い続けることが大切です。 そうした「価値観」について、大きく次の2つに分けて説明していきます。 ・「価値観」そのものについて、その役割と内容への理解 ・自分の価値観の確認と転換に取り組むとはどういうことか |
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実践4-1 「価値観」の理解 宗教 道徳主義・優劣主義 外面的成功満足主義・無思想 心理学的幸福主義 世界観 社会観 人間観 人生観 基本行動様式への価値観 「愛」への理解と価値観と取り組み 「自尊心」への価値観 信仰 心の業の克服 実践4-2 価値観への取り組み |
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実践-5 | 悪感情への対処と「自己分析」 ↑ | |
悪感情や感情動揺が起きる流れと、克服のアプローチについて、感情の種類ごとに理解します。 重要なのは、悪感情を小手先の思考で直接解消させようとするのではなく、長い目で根本的克服に向かうことができるような、思考法行動法と価値観、そして生き方の姿勢に向かうことです。そうして自分が進むべき道を見出すという前進感こそが、悪感情や感情動揺を吹き消すというのが、克服の基本的な姿になるでしょう。 そこでしばしば役に立つ精緻な「自己分析」についてもここで説明します。 悪感情の克服も含め、「感情が良くなる」とはどういうことかの基本については、実践1-1 「感情と行動の分離」の姿勢と実践の「理解のポイント - 3.感情はどのように良くなるのか(感情改善の原理)」で触れていますので参照下さい(今後さらに整理予定)。 心の病みの傾向によって、悪感情は激しく増幅され、克服が困難なものになりがちです。これについては歩み-1 心を病む仕組みとその克服で説明します。これらも含めた悪感情全ての克服が最終的にどのようなものになるのかについては、「歩みの学び」の全体を通してになります。 |
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実践5-1 悪感情の種類別の克服対処の指針
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実践-6 | 「否定価値の放棄」の根本的選択 ↑ | |
「破壊から建設へ」という生き方姿勢転換の、心の根底における選択の完成と位置づけられます。 自他に対して常に否定的な衝動の根底に、「否定できる価値」という感覚が、「自分が神になろうとする無意識衝動」と結びついたものが潜んでおり、自己分析によってこれを自覚し捨て去るというものです。「信仰」に関する意識思考も、ここで関係してきます。 「価値観」の一環でもあり、これも全体-2 学びの全体構成で示すように、歩みの道のりにおける成長段階に関係し、まずは外面における建設的行動法への十分な姿勢と習熟によって「真の強さ」を感じ取り始めた時に、それでも執拗に残る自分の中の否定衝動に向き合い、自己分析した時に、この意識深層での選択の扉が開かれ得る、とハイブリッド心理学では考えています。 同時にこれが、「取り組み実践の習得達成目標」に位置づけられます。心のプラスエネルギーが大きく開放され、引き続き取り組み実践と共に歩む人生は、心の成長と豊かさへの大きな前進変化へと向かうようになります。 |
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実践-6 「否定価値の放棄」の根本的選択 | ||
歩みの学び ↑ | ||
日々の生活と人生における「実践」を通して、私たちはどのような「心の成長」を歩み得るのかという、人生の道のりの理解です。車の運転で言えば、旅する道のりであり、目的地を定め向かうための地図と羅針盤を持つということです。見えてくるであろう風景をあらかじめおおまかに知っておくことであり、それによって、進むべき道を正しく判断し、心の成長と人生の歩みに応じた自己方向づけのハンドルさばきがしやすくなるでしょう。 大きく以下5領域の理解テーマがあります。 |
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歩み-1 | 心の問題の仕組みとその克服 ↑ | |
心の健康と成長に向かう道は、心の未熟と病みからスタートする道でもあります。それらを「個性」などと考えると克服ができなくなってしまいますので、未熟と病みが生み出す心の動きの基本パターンを知り、流されないようにすると共に、克服への視野を持つことがとても大切になります。 年齢的な未熟、万人に宿命となる心の惑い、そして心を病むという特別な状態という、大きく3つのくくりで考えると分かりやすいでしょう。心を病む仕組みとその克服については、ハイブリッド心理学としての特別な考え方を説明します。 |
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歩み1-1 「心の問題」とその克服の全体の理解 「心の問題」の構成要因 「人生の歩み」に組み込まれたものとしての「心の問題」とその克服 心の問題の「組み込み」 心の問題の「表面化」 心の問題の「克服」 心の成長の節目道標と心の問題要因の根本克服 歩み1-2 心を病む仕組みとその克服 |
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歩み-2 | 健康と成長への心の基盤 ↑ | |
「自分」という車を運転して「人生」という道を進むという喩えにおいて、全体-2 学びの全体構成で示すように、エンジンや車輪といった車の前進基盤にあたるものです。「実践」のハンドルさばきをしているつもりでもなかなか心の健康と成長への前進ができないという時、こうした心の基盤という足回りの点検をしてみると良いでしょう。 「実践」が心の健康と成長への前進力を持つのも、この「心の基盤」の前提があってこそです。取り組み実践全体の入り口に立つという作業として、じっくり確認して頂ければと思います。 |
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歩み-2 健康と成長への心の基盤
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歩み-3 | 「魂の感情」 ↑ | |
「魂の感情」とは、一言で「自意識の薄れた純粋な望みの感情」と言えるものです。「感情と行動の分離」の「外面行動は建設的なもののみ、内面感情は流し理解することのみ行う」という実践の先に、内面において「魂の感情」に出合い、自分自身でそれを受けとめることで、心に成長変化が起きます。そこから再び、新たな自分で外面行動へと向かう。これが「実践」における成長の一サイクルと言えるものになります。 ここでは、そうした「魂の感情」について、特徴や現れ方、そしてそれが心に生み出す健康と成長への効果などについて説明します。 |
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歩み-3 「魂の感情」 | ||
歩み-4 | 心の成長変化のベクトル ↑ | |
心の未熟と病みから、心の健康と成長、さらには成熟への変化にはどのようなベクトル(方向性要素)が用意されているのかという、心の仕組みを理解します。 ハイブリッド心理学では、そこには「成長」「治癒」「浄化」「成熟」「超越」という5つのベクトルがあると考えています。また、その後者4つにおいて、「心の死と再生」という特別な形の心の変化メカニズムが関係するのを見出しています。 |
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歩み-4 心の成長変化のベクトル | ||
歩み-5 | 人生の歩みと最終的克服 ↑ | |
心の成長と治癒、そして豊かさへの道は、年齢的な背景と積み重ねも決定的な役割を演じながら、生涯にわたって歩む道になります。 そこにおいて重要なのは、20代、30代、そして40代以降といった歩みを通して、心の成長の主題テーマと言えるものが、大きな変遷に向かう、ということです。その変遷をはっきり自覚し通過するほど、後の成長テーマの達成も鮮明に成される、というものとしてです。 その変遷とは、「依存の愛から旅立ち、自立の自尊心を経て、成熟の愛に向かう」というものであり、これをハイブリッド心理学は「命の生涯」と呼んでいます。 ハイブリッド心理学の取り組みとは、この「命の生涯」に回帰する、ということに他なりません。 成長できた完成形の心を自分に押しつけるのではなく、ありのままの自分に向き合い、受け入れ、それを原点として、自らの成長と幸福のために、今自分に成し得る、そして成すべき一歩を、模索するのです。全てが、その積み重ねになります。 「命の生涯」への視野こそが、そのための、最も大きな地図になるでしょう。そしてその地図を手にした時、「魂の感情」が、羅針盤になるのです。 「心の問題」の克服という視点からは、「心の病み」とは、ありのままの自分を受け入れることができないことであり、この「命の生涯」の歩みにおける最初の節目、「依存の愛からの旅立ち」において克服される、そして万人に宿命となる「心の惑い」は、最後の節目、「成熟の愛」において克服される。これがハイブリッド心理学の見出す答えです。 |
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歩み-5 人生の歩みと最終的克服 | ||