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歩みの学び
 歩み-1 心の問題の仕組みとその克服

歩み1-1 「心の問題」の全体の理解
基本説明  「心の問題」の構成要因
 
心の「闇」  心の「病み」  心の「浅はかさ」(思考一般)  心の「浅はかさ」(「自意識」と「心と魂の分離」)  心の「業」
「人生の歩み」に組み込まれたものとしての「心の問題」とその克服
「組み込み」  「表面化」  「克服」

最終更新:2017.9.17
基本説明 
「心の問題」とは、ある人が置かれた現実の状況に対して、その人不釣合いに不幸でいる、つまり不合理悪感情感情動揺発生持続膨張がある時、あるいは幸福可能性へと向かうことができていない人生を生きることへの無気力不明疑問感じているような時、そこに「心の問題」があるということになる。そうハイブリッド心理学では定義します。
そうした「心の問題」についてのハイブリッド心理学からの理解は、以下のようになります。

・「心の問題」の構成要因
まず、「心の問題」構成する要因を、いくつかの視点で考えることができます。
そこには、来歴での否定的感情体験起因としたものと思われるものもあれば、万人共通の、人間宿命と思われるものもあります。
列記すると以下の5つです。
1.心の「闇」・・・奥底に、容易には取り去れないマイナス感情染みついてしまっている、あるいはマイナス感情根源できてしまっているもの。
2.心の「病み」・・・「健康」損なわれた、何か病的問題起きていること。
3.心の「浅はかさ」(思考一般)・・・ものごと深い本質見る目持たずに、表層だけを見て、的外れな思考をすること。
4.心の「浅はかさ」(「自意識」と「心と魂の分離」)・・・人間「心」というものが、「自意識」出現により、その大元「命」からはがれた薄っぺらいものとして動くようになったという、なんびとも免れない人間の宿命
5.心の「業(ごう)・・・仏教用語「カルマ」とも呼ばれる、「人間の宿命的不合理」ハイブリッド心理学からは、「自分から不幸になろうとする傾向」がそれだと言えます。

・「人生の歩み」に組み込まれたものとしての「心の問題」とその克服
ハイブリッド心理学からの理解として重要なのは、「心の問題」が上記のような要因から構成されるとして、それはたとえば風邪を引いたり交通事故にあったりするように、「誰もがそうなりえる、いつそうなるかも分からない」というような、外部からもたらされる災禍結果というよりも、「人生の歩み」に組み込まれたものなのだ、という考え方です。その克服についてもです。
つまり「心の問題」があるということが私たち人間存在そのものの宿命であり、私たちのをはそれを「課題」として生まれ、その「克服」は、「成長」として成されるのだ、ということです。

要点について、以下
「心の問題」の構成要因
「人生の歩み」に組み込まれたものとしての「心の問題」とその克服
にてで簡潔に説明していきます。

「心の問題」の構成要因 
「心の問題」構成する要因についてそれぞれ簡潔に説明すると、以下のようになります。

1.心の「闇」・・・奥底に、容易には取り去れないマイナス感情染みついてしまっている、あるいはマイナス感情根源できてしまっているもの。来歴での否定的感情体験起因としたものと思われるものです。
ハイブリッド心理学では、特に幼少期家族との関係の中で発生した、根深い否定的感情着目をします。その内容とは一言で、「根深い自己否定感情」「孤独感」です。そこに伴う「恐怖」「外界への不信感」が、問題深刻度特徴づけるものになるでしょう。

2.心の「病み」・・・「健康」損なわれた、何か病的問題起きていること。
ここで、機能的障害と思われる発達障害学習障害統合失調症などの症状そのものについては、ハイブリッド心理学としては考察範囲外になります。あくまで脳機能としては健康な中における、「心」「病的」あり方考察します。
するとそれは、まずは「感情の荒廃」「空想と現実の重みの逆転」という視点捉えることができます。その先に、幼少期から思春期にかけて発動する、「根深い自己否定感情をバネにして描く「理想化された自己像」通りになるよう自分自身を操縦する、「真の自己」とは別の人格体」とでも定義できる、「自己操縦心性」ハイブリッド心理学が呼ぶ心理構造が生まれる。これがハイブリッド心理学の、病みについての中核理論になります。

3.心の「浅はかさ」(思考一般)・・・「浅はかさ」とは、ものごと深い本質見る目持たずに、表層だけを見て、的外れな思考をすることです。
日常生活人生生き方および問題解決に際して、浅はかで的外れ思考あふれているのが世の常だと言えます。それに流され本当に確かな答えのために自分で考えるということができないと、問題解決もうまくできず味わう必要もないような不幸向かうことも起きてきます。上記の、心の闇と病み克服抜け出しも、見えようもないものになるでしょう。結果、人生への力強い向かい方など見えようもないのが多く現代人現状になるかも知れません。
「心の浅はかさ」は、「未熟」という言葉でも捉えることができます。ただし全て生き物「未熟」から始まることは当然なことであり、問題は、「未熟」にとどまる、あるいはしがみつくような思考や姿勢起きることにあります。
これらはひとえに、多くの人日常では論理的思考せずに、感情でものごととを考えている、その結果、今の心の中だけで考えているのが原因と思われます。このためハイブリッド心理学では、「確かなことの積み上げ」思考する自分自身への論理的思考を、心の健康と成長への歩みのための、最も基礎的心の基盤として、極めて重視しています。

4.心の「浅はかさ」(「自意識」と「心と魂の分離」)・・・浅はかさというテーマではさらに、人間「心」というものが、「自意識」出現により、その大元「命」からはがれた薄っぺらいものとして動くようになったという、なんびとも免れない人間の宿命がある、とハイブリッド心理学では考えています。
これによって私たち人間は、「命の重み」からは切り離され薄っぺらい「自意識」と共に動く「心」と、「命の重み」伝えるための「魂」、そして大元にある「命」という3元構造になった、と。これを「心と魂の分離」とも呼んでいます。
これが人間「心の問題」原因である「浅はかさ」大きな根源でもあると共に、心の豊かさと安定ゴールが、「“自分”というものはほんの仮りの姿」と感じ取る「永遠の命の感性」にあることの由来ともなる。これがハイブリッド心理学根幹思想でもあります。

5.心の「業(ごう)・・・仏教用語「カルマ」とも呼ばれる、「人間の宿命的不合理」指すものです。それが具体的何かと言えば、心理学的幸福主義に立つハイブリッド心理学からは、「自分から不幸になろうとする傾向」のことに他ならないと言えるでしょう。
これは「価値観」領域で起きる問題であり、「基本行動様式への価値観」における一つ不実選択極みだと言えるでしょう。ものごとの良い面よりも悪い面に目を向け、「怒り」を積極的に向けることに、自らを「神」の座の高みへと上げるほどの価値を感じるという、「破壊」選択極みとしてです。
問題はそれが意識表面思考自覚するよりもはるかに深い無意識深層抱かれることです。これこそが人間「心の業」正体だとハイブリッド心理学では考えており、「否定価値感覚」(リンク予定)と呼んでいます。それにより、怒り心身にもたらすダメージによる「不幸」を、積極的かつ恒常的に選ぶ心の状態になるのです。「怒り」自ら向いた場合は、「不幸」度合いはかり知れないほどのものになるでしょう。

「人生の歩み」に組み込まれたものとしての「心の問題」とその克服 
「心の問題」は、人の人生に宿命として組み込まれ、生涯にわたる「成長」が、同時にその克服になる。
これがハイブリッド心理学考えです。
この「生涯にわたる成長」どのようなものなのかの大枠を、最初全体−1 ハイブリッド人生心理学が目指すもので説明しました。それは「現実の世界」「魂の世界」という、「2つの別の世界における豊かさ」へと歩むものであり、「自己操縦心性の崩壊」「否定価値の放棄」「永遠の命の感性の獲得」「超越的幸福」という、「4つの通過道標」を通り得るものになる、と。

「心の問題」焦点を当てるならば、それを次のようにたどることができます。
3つ局面から整理することができます。心の問題「組み込み」「表面化」、そして「克服」です。
それぞれ、ハイブリッド心理学考えは以下のようになります。まずごく簡潔に記してみましょう。

1.心の問題の「組み込み」
「心の問題」人生組み込まれるのは、まずは3つの形においてだとハイブリッド心理学は考えます。

1つ目は、幼少期における家族、特にとのにおける否定的体験です。これは「根深い自己否定感情」「孤独感」、そしてそこに添えられ「恐怖」「不信感」といった心の闇始まりとなるものです。これが起きる深刻さ程度は、により大きく違いがあります。

2つ目は、やはり幼少期芽生え始める、「空想」「自意識」です。これはなんびと免れ得ない、大元「命」からはがれ薄っぺらい「心」という宿命の下で働き始めます。心と魂の分離という心の浅はかさ問題がここで組み込まれます。
これがどのよう「心の問題」としてあるのかは、もちろんこの段階では見えようもありません。それでも言えるのは、「心の闇」との結びつきです。子供健康な成長のために完璧環境などそうそうあるものではなく、ちょっとした不足行き違いが、子心「自意識」「空想」で、現実に実際にあったこととは不釣合いな深刻さ「心の闇」として取り込まれることもあるかもしれません。
「自意識」それ自体親密になるのではなく距離を置く意識(うつわ)として働きます。あるいは、「自意識」持ったこと自体が、人間「孤独」という心の闇根源なのかも知れません。

人生組み込まれ心の問題3つ目は、思考一般における心の浅はかさです。ものごと深い本質見る目持たずに、表層だけを見て、的外れな思考をすること。それでは人生力強い生き方も、そして心の問題全体からの抜け出し見えようもないという、私たちのハンドルさばき基礎問題です。
ただしこれは、人間はもともと完璧存在ではなく、ものごと深い本質見るというのももともとそう容易なことではありませんので、生涯を通してそこからの改善向上歩み重要になる、というでもあります。気分感情に流される思考から、「本当に確かなこと」つながりをしっかりと考える論理的思考へ、という基本的方向性でです。
一方心理メカニズム的には、心の問題情緒的側面組み込まれる時期として端的なのが上記2つのように「幼児期」であるとして、思考の問題側面組み込まれる時期として端的なのは「学童期」つまり小学生頃時期であることを特筆できます。
歩み1-2 心を病む仕組みとその克服より詳しく説明しますが、「病み」は、幼少期否定的体験によって「闇」としてその植え込まれ、やがて思春期「病み」として表面化する、という流れ端的なものとしてあります。「学童期」には「闇」は概して心の中「抑圧」され切り離され表面的には心の問題有無があまり見えなくなるという、いわば「潜伏期」が生まれる一方で、実はこの「学童期」に、やがては表面化する心の問題に、ただ流されていくか、それとも自ら克服に向かう方向へと転じることができるかという、自己方向づけ基礎となる「思考」基本的あり方が、植え込まれるのだ、ということです。

具体的には、学校、そしてはば広くこの私たちが生きる社会文化要因となり、成長に向かって生きる方向性を欠いた思考が、子供植え込まれることが問題になる、と言えるでしょう。たとえば心の基盤として項目立てた中の、自分自身への論理的思考」「現実科学思考を欠いた、感情や気分で非論理的にものごとを解釈する思考など。
ただ、子供時代こんな思考問題という、より細かい分析議論無用でしょう。重要なのは、これからどう前進するかです。それはハイブリッド心理学取り組み実践全てであり、心の基盤項目については、小学校頃からの自分思考どうだったかを振り返って自身確認しながら、取り組んでいくのがお勧めになります。

2.心の問題の「表面化」

(以下執筆中^^)
歩み1-1 「心の問題」の全体の理解 2017.3.28更新版
を再編する形で整理しています。

3.心の問題の「克服」




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