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実践の学び
 実践-4 「愛」「自尊心」「人生」のための価値観と行動法
  実践4-1 「価値観」の理解

道徳主義・優劣主義
  基本説明  「道徳思考」の有害性とその克服「5W1H思考」「論理的選択思考」との対比としての「道徳思考」  「道徳思考」の有害性

最終更新:2017.2.3
基本説明 
生き方の思想タイプ(思考法タイプ)として、宗教のものとして説明しています。

特に宗教の中ではなくても、人間の生き方には何らか「あるべき姿」があり、それに従って生きる必要があると感じ考えている生き方姿勢を、「道徳主義」と呼びたいと思います。自分他人生き方に対して、その「あるべき姿」基準にした、道徳的賞罰の感情抱かれます。
また「あるべき姿」が、自分目指すべき絶対的な理想として、がそれを基準優劣評価されるものとして抱かれる生き方姿勢を、「優劣主義」と呼べるでしょう。人生全体が人との優劣勝ち負け勝負であるかのような優劣感情抱かれます。
この生き方思想タイプ「あるべき姿」として掲げられるものさまざまです。勤勉さ、さまざまな領域での成績地位財産友人の多さ、美貌一流大学職業結婚子育てといった外面的姿から、優しさ穏やかさ元気さ勇気といった内面様子性格、などなど。
いずれにしてもこうした「あるべき姿」固定観念は、視野狭めストレスを生み出し、心の健康と成長妨げます。たとえ自分道徳主義だ、あるいは優劣主義だとはっきり感じなくても、その傾向は、私たちの一部に、あるいは日常生活での人と人との間の言動あちこちはびこっているものと言えます。その脱却が、人生を通して心の健康と成長への長い歩み向かうための、第一歩になるでしょう。

克服取り組みとしては、まずは何と言っても、私たちが家庭学校で慣れ親しんだ「道徳思考」というものからの脱却テーマになります。これについては下の「「道徳思考」の有害性とその克服」で説明します。
それを皮切りに、心理学的幸福主義への転換を図り、心の成長への取り組み実践全体へ、という流れになるでしょう。
人との比較意識や優劣感情顕著であり悩み原因でもある場合は、やはり「心理学的幸福主義」から「取り組み実践」全体へという流れの中で、特にまず自尊心への価値観への取り組み重要になってきます。「人との比較をやめる」という消極形ではなく、「生み出し自尊心」支えにした唯一無二の自分の人生の進み方を築くという積極形重要です。

「道徳思考」の有害性とその克服 
「道徳」とは、人のあるべき姿、生きるべき道とはどういうものか、という話題領域のことだと、まずは定義できるでしょう。
「道徳思考」は、何かのテーマ「あるべき姿」という道徳として考えようとする思考のこと、と定義しできます。

・「5W1H思考」「論理的選択思考」との対比としての「道徳思考」
「道徳思考」対照になるものとして、「何のためには」という「目的前提」から始まり、いつ(When)どこで(Where)誰が(Who)何を(What)なぜ(Why)どのように(How)といった「詳細状況」による利点欠点などにより、「個人の自由に立った選択」として考えるといった、「5W1H思考」「論理的選択思考」というものがあります。
そうした論理的思考との対照において、「道徳思考」とは、論理的を持たない、絶対的なものとして「あるべき姿」を考えようとする思考、だと言えます。「目的前提」「詳細状況」といった論理性を持つごとに、それは「あるべき姿」よりも「選択」問題として捉えられるようになっていくからです。

・「道徳思考」の有害性
「道徳思考」柔軟性失わせ野を狭くし、ストレスを与え、自分他人への怒り結びつきやすいなど、心の健康と成長のあるものと、ハイブリッド心理学では考えます。
それは何よりも、ありのままの不完全な今を受け入れて前進するという、心の健康と成長への最も大切な方向性とは、逆の方向にあります。
まずはそこからの抜け出しが、心の健康と成長そして人生を通しての成熟向かうための、最初取り組みになるでしょう。心理学的幸福主義入り口として、心の基盤として自分自身への論理的思考」「目的思考」「選択思考などを培い日常生活人生具体的場面では原理原則思考(原理原則行動法)による、理由づけのしっかりした合理的思考形態変えていく、というのがその基本的道筋になります。




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