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ハイブリッド人生心理学 概説 まえがき
1.はじめに・4つの話の領域
2.心の問題とその克服ゴール
3.取り組み実践
4.心の成長変化
 (1) (2) (3) (4)
5.歩みの道のり
 (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7)

1.はじめに・4つの話の領域
はじめに  4つの話の領域心の問題とその克服ゴール 取り組み実践 心の成長変化のベクトル 歩みの道のり

はじめに


「ハイブリッド人生心理学」は、
心の健康と成長心と人生の豊かさに向かうための、生き方姿勢と具体的実践
・それによって生まれる心の健康と成長への変化の仕組み、さらには生涯における心と人生の豊かさへの歩み
について島野隆によって総合的体系づけられた新しい心理学です。
 (説明文中では通常、「ハイブリッド心理学」と短く表記します。)

その内容は、
 ・カレン・ホーナイ精神分析論理・認知療法などの心理学
 ・ハーバード流交渉術などの人生成功術(行動学)
 ・そして島野自身人生の歩み体験
基盤として、
 ・スピリチュアリズム(精神世界論)が目指すものと同じ、
心のすがすがしさ、清らかさ、そして力強さと豊かさ
ゴールに見出すものとして、心の豊かさと生きる力を最大限に引き伸ばすための人生の生き方を伝えるものです。

「ハイブリッド」とは、「ハイブリッド自動車」などと使われるように、「異種の複合」という意味です。この心理学についても、「心理療法と行動学」「内面と外面」「現実の世界と魂の世界」など2面的な視点極めて重視していることから、この言葉で呼んでいます。

この『ハイブリッド人生心理学 概説』では、このハイブリッド心理学にはどのような話があるのか、そして実際にこれを役立てるために私たち自身が意識実践するのはどのようなことなのかについて、この心理学の大枠を、平易な言葉で説明したいと思います。


4つの話の領域

まずは大きく、4つの話の領域があると理解して頂くと良いでしょう。それぞれにおいてテーマになることと、ハイブリッド心理学での考え方答えがどのようになるのか、まずはキーワードのレベルで書いてみると以下のようになります。

 4つの話の領域
心の問題とその克服ゴール
私たちの心の悩み動揺、生きづらさ、心の病、人生への疑問といったことの根本原因とはなのか。その克服解決どうあるのか。その結果、私たちのはどのように豊かになれるのか。
   
ハイブリッド心理学での考え方
 心の問題根本原因は大きく2つ
   1)幼少期から抱えた自己否定感情と孤独感 ・・・ により深刻さの差がある
   2)「命」の重みを見失った心の浅はかさ ・・・ 万人共通の問題
 解決克服は、「心の成長」による、次のような心の姿になる。
   「揺らぎない自尊心によって支えられ、愛によって満たされ、
    もはや何も恐れるもののない心」

  心の成長ゴール特徴づける一つ感性2つ感情
     −「永遠の命の感性」
     −「無条件の愛」「豊かな無」

取り組み実践
そのために私たちはどのような意識実践をすれば良いのか。
   
ハイブリッド心理学からの答え
 「動揺する感情を克服したいのだから、まず感情を鵜呑みに考えない」という自明の原則を踏まえて、
 「外面行動は建設的なもののみ行い、内面感情はただ流し理解することのみ行う」という「感情と行動の分離」姿勢実践外面向け行動学内面向け自己分析など)を携え、自分の「望み」向き合い全てを尽くして「望み」に向かって生きていく。

心の成長変化
取り組み実践によって、はどのように成長変化するのか。
   
ハイブリッド心理学での考え方
 ・5つベクトル(方向性) ・・・ 「成長」「治癒」「浄化」「成熟」「超越」
 ・心の変化の特別形 ・・・ 「心の死と再生」

歩みの道のり
「未熟と病み」から始まったが、やがて「力強さと豊かさ」へと成熟するまでの道のりに応じた考慮ポイント
   
ハイブリッド心理学での考え方
・5つの段階を経た成長道のりとなる。
 1)一歩も前に歩めない段階 ・・・ 「旅立ち前」
 2)自ら前に歩む存在へと抜け出す段階 ・・・
「旅立ち」
 3)自ら前に歩む思考法行動法に習熟していく段階 ・・・
「学び」
 4)開放される「望み」に向かって前進していく段階 ・・・
「変化」
 5)「自分」を超えた「魂」と「命」にも導かれるようになる段階 ・・・
「円熟」

・心大きく成長変化するようになるのは、上記の2)の段階3)の段階へと転じてからであり、この境目を節目づける心の転換「否定価値の放棄」である。

このそれぞれについて、ごく簡潔に説明していきましょう。


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2013.12.15

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