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ハイブリッド人生心理学 メール相談事例集 はじめに・「取り組み実践」とメール相談
掲載方法について
島野のメール相談活動
代表的事例
テーマ別事例


No.001 パートナー不信危機を乗り越え、生き方の全体に向き合う アドバイス内容(5)
1回目アドバイス: 「喜び楽しみの共有の愛」と「自己充足の愛」 2008.6.6(金)
2回目アドバイス: 未成長の自分を受け入れた対処行動 2008.6.10(火)
3回目アドバイス: 「喜び楽しみの共有の愛」の回復のための行動学 2008.6.15(日)
4回目アドバイス: これからの取り組み 2008.6.18(水)


5回目アドバイス 2008.6.22(日)  特別補足解説:「愛の成り立ちと自己操縦心性」の理論
テーマ: 価値観人生観のエッセンス
メール件名 『価値観人生観のエッセンス』

■人生の主役はそれぞれの本人

まず現実問題として対応必要材料からアドバイスしていきますと、

>本当は介護保険等を利用して、ショートステイデイサービスを上手に使い、人の手を借りながら少し楽に介護をしてほしいのですが・・。

これは全く同感。一方、

>幸い両親二人傍にいることが互いの生きがいのようで、義母元気も少し回復してきている様子。

なら良かったという感じですね。
まあ結局人それぞれの人生です。まず任せるのでいいと思います。
順番があります。まず本人配偶者の間、兄弟の間、という風に。「こうした方がいいのに」と考えるのは、あくまでその人自身人生観においての話でしかありません。全く違う人生を選んでおり、それが自分からは割に合わない下手な選択をしているようであっても、こっちの考えで向こうの人生を変えることは、彼らの人生そのものを奪うことに限りなくイコールになります。

あくまで、人生の主人公はそれぞれの本人であり、回りはそれに対しては脇役徹して、可能な範囲のことをするので良いと思います。


■余談:ハイブリッド心理学の動物学的人間観

やや話が膨らみますが、それはに、かなりの割り切りが望ましいだととしては思います。
現代社会、特に日本その傾向病的に強い(^^;)と思いますが、かなり自己満足的に、互いの幸福を「監視統制」しようとするあまりに実は不幸になっているのが「家族」、という傾向が多々あります。
互いの不幸を心配する心労で、不幸になっているような^^;

ハイブリッド心理学というのは、本能に刻まれたDNA従うというのを、極めて重要視している心理学なのですが、人間の脳はまだ基本的には大草原戦いながら生きていた長い時代ベースにできていると考えています。
やはり新しい命中心に添えて、親子での濃いつながり、そして群れ全体でのつながり持つというのが、多分一番充実した生き方なのだろうと、考えています。

その点、少子化の現代社会というのは、ちょっと親子緊縛の中でそのまま時を流れていくという、ちょっと基本的生命感尻すぼみになっている動物だなぁと、としては感じるんですけどね。何か常に過去に向いて生きているような・・。


■価値観人生観への取り組み

とまあ少し「人間観」についてを膨らましたのも、No.001さんの場合、旦那さんとの問題一段落させ、取り組むとしたら、一度大上段から価値観人生観整理してみるのがいいと思うんですね。

頂いたメールにも、それなりに具体的取り組み材料があります。趣味への取り組み方旦那さん以外での人とのつながり築き方、かつてそこに感じた内面のちょっと淀んだ感情、そして、ちょっと暗い影を持つ、ご両親への感情など。

>深く考えると、とんでもないことになりそうで、自分でも意識しないようにしているのですが、今はまだ、取り上げない方がよいのでしょうか。実は大した事ではないのだとも思うのですが、根本がそこにありそうで・・、でもまだ踏み込まない方がいいようにも思います。

大体その通りだと、も思います。多分問題の根本そこにあり、でもまだ踏み込む時ではない
これは時間をおけばという問題ではなく、踏み込むための前提を、No.001さんまだ持っていないからです。どんな視点と、どんな方向性、そしてどんな知恵の石携えて、踏み込むのか。
まずはそれを整えることを、今後しばらく取り組み実践として頂くのがいいと思います。


■「愛の成り立ち」とその「喪失から回復への過程」の理解

でそれについて、一つ考えられることは、ハイブリッド心理学考え方じっくり学んで頂くこと。これはもう出版予定のもの全体読んで頂くのがそれになります。特に、「愛」の成り立ちと、幼少期に起きる問題への理解ですね。
そこで必ず何らかの「愛の喪失と挫折」が起きるように、人間の心できています。それが心の障害などの問題にまで発展するかどうかは、程度の差問題でしかありません。

ではそれはどう回復するのか。これは今『理論編』として掲載進行しているもの全体を通して説明しています。
これはまあ追々ゆっくり読んで頂ければいいと思います。

(続く)

特別補足解説:「愛の成り立ちと自己操縦心性」の理論
ここで「愛の成り立ち」と、幼少期に起きる問題、そしてその回復といったテーマについて、『理論編』どのような話展開しているのかを、ごくかいつまんで紹介しておきたいと思います。
それは病んだ心駆動するメカニズムとしてハイブリッド心理学「自己操縦心性」名づけているものとの関連の中で、実に興味深い、独自独特の考えを述べているものです。

まず「愛の成り立ち」を見るならば、「愛」とは「一体化への感情」であり、互いが同じ感情を感じ、同じところにいて、ひとつになることを求める感情である。そして相手がその相手であることにおいて、無条件にその「愛」だけを目的にし、他の目的はないものを、「真実の愛」呼べるであろう。
「真実の愛」には、4種類のものがある。
まず、「命」をつなぐために本能設計された、「異性の愛」「親子の愛」。この2つ一対一であり、「あなたを愛している」という言葉成り立つ
3つ目「普遍の愛」広く他者愛する感情であり、「皆愛している」という言葉成り立つ。
そして最後「傷ついたもの者への愛」は、傷ついて自分では立てなくなっている者救おうとする、無償の愛の感情である。これは一対一であるが、もはや「あなたを愛している」という言葉意味成さなくなる。まさに相手はその言葉受け取ることさえできない瀕死の状態にあることにおいて生まれるだからだ。

この4つ「真実の愛」の中で、最も大きな愛、至上の愛とは、「親子の愛」である。それは感情の強さという側面の話としてではなく、「親子の愛」において、子供のための宇宙になる、「宇宙の愛」という性質帯びるという側面においてだ。
つまりこの「親子の愛」において、完全に、「自分」というものが消えるのである。のための宇宙になるのだから。他の3つの愛では、どうしても最後に「自分」というものが残ってしまう。そこに、「自意識」に邪魔されて、「真実の愛」見えなくなってしまう人間という(さが)そして(ごう)がある、と言えるかも知れない。

幼少期に起きる問題とは、子供の心がこの「宇宙の愛」求めながらも得られず・・その多く親自身心の不安定さや未熟原因で、代わりに「基本的不安」と呼ばれる深い躓き子供の心生まれることである。それは自分宇宙のように広がる愛ではなく、理解不能な潜在的危険、そして「嘘」に取り囲まれているという、深い不安である。
そこに、「自己操縦心性」この心理学が呼ぶ、特別心の仕組み発動する。それは「空想と現実の重みの逆転」核の機能とする心の仕組みだ。自分が空想で抱くことそ、あるべき真実であり、「現実」でさえあるのだ。いわゆる「現実」などというのは、虚構の、唾棄すべき嘘のようなものでしかない、と。
この「自己操縦心性」は、この文脈において不可避的に生まれる根深い自己否定感情バネにするように、硬直した「自己理想化像」通りになるよう自分にストレスをかける自己脅迫の姿勢生み出す
そして同時に、上述「愛の成り立ち」との関連において、「愛における真実と嘘の差し替え」とも呼べる、この人間自身にとって罪深いものと言える心理メカニズム生み出すのである。
それは、自分に注がれるべき「宇宙の愛」だけが「真実の愛」であり、それ以外の真実の愛は許すべきでない「ニセの愛」だという、幻想的感覚である。特にそれは、この人間必要とする「傷ついた者への愛」「ニセの愛」として拒絶し、さらには破壊しようとする衝動を生み出し、この人間人に愛を求めながら激しい敵意と憎悪を向けるという、病んだ姿鮮明なものにさせていく。

こうして「ありのままの現実と自分」を拒絶し、求め必要とする「愛」を自ら破壊せしめる「自己操縦心性」理不尽を見た時、私たちはそれが「健康」とは対極の、「病み」の結果の病理として発生したもの以外何物でもない、という印象を感じる。
しかしハイブリッド心理学は、「自己操縦心性」核機能である「空想と現実の重みの逆転」起源をさらに探求した時、実はそれは、求める愛が得られることなく窮地に陥った自らの心を、「これは現実ではない、空想の世界こそが現実なのだ、空想の世界なら自分は何でもできる」という「重みの逆転」によって何とか救おうとしたという、窮地に陥った心最後に残された「健康」による、「傷ついた自分自身への愛」であったという、大きな逆説的真実見出すのである。

こうして「自己操縦心性」機能成り立ち深く理解し、その理不尽さ責めるのではなく、その起源が傷ついた自分自身を救おうとしたものであったことにむしろ感謝し、自分を救うというその役割をこれからは自らが担うという意志を持った時にこそ、病んだ心から健康な心への転換の最大の一歩が成され、「自己操縦心性」自らの役割果たされたという安心感の中で、その発動終えていくであろう。

おおよそ以上のような内容になります。
こうした「愛の成り立ちと自己操縦心性の関係」といったテーマ理解は、「外面行動は建設的なもののみ行い、内面感情はただ流し理解のみする」という「感情と行動の分離」実践における、内面感情側取り組みになります。
最も深い「自己分析」領域になりますが、あくまで「価値観」「行動法」支えがあってこそ、こうした深い自己分析意義があると言えるでしょう。

幼少期を発する「根深い自己否定感情と孤独感」といった心の問題最終的な解決は、『概説』でその過程さまざまな側面をまとめたように、心の成長成熟全体として訪れる、というのがハイブリッド心理学考えです。
それは一言で、「依存の愛から旅立ち、自立の自尊心を経て、成熟の愛に向かう」という「命の生涯」における、「自分から愛する」という「成熟の愛」局面として訪れる、というものです。その時、幼少期から始まった問題への答えが出るというよりも、そうした問題があったという事実自体が、心の中で消え去る、というものとしてです。
そのための取り組み歩みは、「感情と行動の分離」則に立った実践積み重ねに、「否定価値の放棄」へと至り大きく開放される「望み」向かう、というものです。それが「望み」の外面的満足結実するも良し、あるいはそこに再び壁があった時、「魂の望みの感情」自分自身受けとめ尽くした時「魂に魂が宿る」表現できるような、心の豊かさ生まれる、というものになります。
『理論編』では、この「魂に魂が宿る」という心の豊かさへの過程について詳しく述べています。

(続き)

■「価値観人生観」のエッセンス

ただ読書の方はこの期間相談とは関係なしにできることですので、あと2週間ほど残りがある1回目期間としては、まず「価値観人生観」エッセンス理解して頂くのが良いかと思います。
それを踏まえて、上記で触れた各種検討材料の具体的な話にするのが良いかと。

ということで、No.001さん取り組み材料念頭においた上で、「価値観人生観」にはこうゆうのがあるというのをまとめると、以下の通り。

3つのテーマにしておきます。
1.幸福と人生
2.愛と結婚
3.友達と人づき合い


それぞれ、A)でまず現代人日本人によくありパターンを示します。それとは逆方向ハイブリッド心理学推奨を、B)に示します。
最初のだけちょっと説明をしましょう。原稿にも使えそうな話なのでやや詳しく
残り2つは、その言葉大体分かるものと、あと詳しく原稿の方で読んで頂くものになります。


1.幸福と人生...何を幸福と考え、それを目指すのを人生と考えるか
A)「既成の幸福のレール」の上で「良い目に遇う」(受身の人生価値)
B)「命の燃焼」(能動の人生価値)

これは「人生を生きる」ということの最も基本となるを、どう持つかになります。

現代人日本人というのは大抵幸福を、外から眺めた姿で考えます。生活ぶりや、どんな人間関係を得ているか、またそのためのその人自身能力美貌性格とか。それで勝ち組負け組といったが出てきて、勝ち組になるようなこと、セレブになること、とかを幸福と考え、それを目指すことを人生と考えます。

これは「良い目に遇う」という視線自分幸福評価する姿勢になります。愛され評価されること、友達ができること、災難遇わないこと、ちょっとした幸せな偶然出会うこと。それを幸せ感じる実に自然です。

でも、それはもういつ不幸に転じるか分らない、紙一重の人生姿勢です。
なぜなら、これの最も良くない面とは、「良い目に遇う」逆に目が出た時、つまり「悪い目」に遇った時、「自己否定感情」という、最も不幸の材料になる感情が刺激されるというメカニズムです。本質的にはその人自身には全く関係のない、単なる偶然のようなものであってもです。
下手すると、雨が降れば自分を責めるような姿。案外ありがちですねー。

「うまくいっていない」と、「自分が駄目」気がしてくるんですね。
の、幸せに感じる話実に自然であるのに対応して、大抵の日本人はかなりいつも「うまくいっていない自分は駄目」という気分でいると思います。とても単純な話

難しいのは、それとは対極にある生き方を、どう手に入れるかです。それは、自分の人生と命が、このためにあるという、しっかりした芯を持つ生き方です。

幸運にもそれを、この心理学を自分で作るという活動に、見出しています。これをするために僕は生きているのであり、僕の命がある感じています。
でこうゆうのがあると、もやはり人の子日常の中良い目を見れずに気分が滅入ることもあります。最近だと、マンション売って群馬引っ越す予定ですが、マンション相場は今ガタ落ちです。あっと言う間数百万なんてお金期待外れの彼方に消えていき、売れなければそろそろ生活費もヤバイ、将来が売れなければ仕事しなければならないが、もう稼ぐなんて期待できない、果て貧窮生活に・・なんて気が滅入る材料山ほどあります。
でも全然そんなの関係ねーへいちゃらなのは、上記A)B)心の中全く別世界であり、意識の切り替えをしているからです。外から見える姿でどんなになろうと、自分幸せ生きていけるというがあるという感覚です。

それだけ、「こんな自分なら幸せ」という外から眺めモードと、「自分の命がこのためにある」という芯を持ちそれに向うモードというのは、心が別世界になるということです。
ですから、これはまず仕事趣味持ち方について関連するになります。何もみたいな特殊領域に見出すのではなくとも、こうした2方向があるということですね。

それを意識した、仕事趣味への向かい方というのが考えられます。
まあこれは達成できるかどうかよりも、まずこれを意識するかしないかの、大きな選択があると考えて頂くのがいいと思いますね。


2.愛と結婚
A)「分かり合える」「心が重なる」充足を愛と考え、結婚を人生の器と考える
B)「現実世界」と「魂の世界」という2元世界の中にあり、結婚は明確な目標利益の下の共同事業と考える

結婚に関するB)価値観かなり冷めたものでもありますが、その前愛への「魂の感情」の豊かさというのがあると、人それぞれが別の人格であることを認めるというと、全てが調和した生き方に向かいます。
まあこの「魂の感情の豊かさ」というのが、根本テーマになってきます。


3.友達と人づき合い
A)暗黙もしくは明示の「親しさ度の合意」を枠として、一緒に過ごすこと
B)はっきりした楽しみ目標へのオープンな活動の中で自然にできるもの

これは今までの来歴で、A)モードで築かれた親友関係なり仲良しグループなりがあれば、それは幸運位置づける話です。
新たに友人や人とのつながりを築くためには、B)モードお勧めです。


まずはざっとこんな感じですね。
それぞれ、どっちに立つかで、全く別世界になります。
何について考えるにせよ、この2つ違い理解し、なるたけB)の方向性考えるどうなるかを、考えてみる、という感じになります。
とりあえずこれを準備段階として、No.001さんのさまざまな個別問題検討に入るのが良いと思います。
ということで、まずこの準備内容大体分るかなど、感想など送って頂ければ。

ということで、新入学オリエンテーションから、最初の授業「人生の価値観概説」へと移ったという按配です。
もちろんご相談者にとってはあまり、というかほとんど具体性のないであり、こうした「価値観の学習」であればメール相談を取る必要もないようなものでもありますが、それでも、ご相談者納得感に応じて多少具体的アプローチ考え方材料が見つかる可能性もあるというものです。またこの頃執筆状況としても、「価値観」という、得てして「建前思考」になりがちなものを本当に実際に自分のものとするとはどういうことかを、より詳しくしたい時期でもあり、こうした話の流れになった次第です。
そこで上記ではまず、「人生の生き方」についての価値観ということで、「受け身の人性価値」「能動の人性価値」というメイン説明した次第です。
それに対するNo.001さん感想はおおよそ以下のようなものでした。

ご相談者返信(抜粋編集) 2008.6.27(金)
読書を進めているが、自分と重なる部分が多くとても勉強になる一方、具体的に何をどうすればいいのか、やることがたくさんありすぎて分からなくなる。焦らずゆっくり読んでいきたい。
今までの人性を振り返り、「受け身の人生」人に振り回されて自分がなくなり、とてもしんどくて辛いものだというのは良く分かる

夫がいなくなったら自分は生きていけないだろう、と以前は思っていたが、もそうした気持ち多少ともある。夫以外友達を持つというのも、それが問題解決なのではなく、自分の芯がなく受け身の人生価値であれば相手次第自分容易崩れてしまうと思う。


>難しいのは、それとは対極にある生き方を、どう手にいれるかです。それは、自分の人生と命が、このためにあるという、しっかりした芯を持つ生き方です。
そんな生き方をしていきたい。けど「このため」とは私の場合なのか。何に向かって頑張ったらいいのか。見つけられるのか

>「自分の命がこのためにある」という芯を持ちそれに向うモード
というのは、人に対するものではなく、仕事趣味で感じられるもの、と考えたら良いのでしょうか。

>まあこれは達成できるかどうかよりも、まずこれを意識するかしないかの、大きな選択があると考えて頂くのがいいと思いますね。
まずは、受身ではなく能動的に毎日を送り、自分の人生このためにある、というものを意識して探していく。他からのはたらきかけを待たずにみずから活動していく。具体的にはどうしたら良いのでしょう・・もう少し考えてみます。

ということで、「受け身から自己能動へ」そして「自分の命がこのためにあると感じられるような生き方」というお題目自体については十分納得し、それを強く望む気持ち持てる一方、具体的何をどうしたら良いのかについて思いあぐねる、というご様子
そのため私は、そのための意識法といった、多少とも具体性のある説明次のアドバイスメールで送りました。
つまり最初のアドバイスメール「喜び楽しみの共有の愛」というお題目を言い、それ自体についてはNo.001さん十分納得を感じられるものの、そのための具体的な行動学伴っていないという状況があったのと、ここでも大体同じだということです。
それが「自分の命がこのために」といった究極的能動にまでどうつながるかはさておき、「自己能動」のためのごく基本的な意識法というのがあります。全てがその積み重ねだということです。

なおご相談者返信の中で最初に、「読書で自分に重なる部分が多く、具体的に何をどうすればいいのか、やることがたくさんありすぎて分からなくなる」と述べておられる部分については、この時は特にアドバイスで取り上げていなかったため、ここで触れておきましょう。
ハイブリッド心理学「取り組み実践」は、読書によって心の懐肥やすのと、日々目の前の具体的問題への対処という、大きく二頭立てになります。そこで読書によって具体的に何かをどうするというものは出てきません具体的に何かをどうするというのは、あくまで日々目の前の具体的問題への対処の話になります。
この2つ分けることで、読書の中で焦り感じるようなこともなくしていけるのではないかと思います。

6回目アドバイスヘ

2015.4.3

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