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過去ログ
2003.11

エ・アロールに見る日本人的世界..? / しまの

「エ・アロール」いちおう見続けています。
木曜夜の放映を録画しといて、金曜夜お酒飲みながらのんびりというパターンで、今は1週分遅れで先週放映を見るパターン。

例によって純粋な娯楽で見るというより、心理学の題材のような感じで。
それでも見続けているだけの面白さはいちおうある感じ。

で、「よくまあこんな..」と関心しているのが、前のカキコでは「2重の演技の世界」とか表現したけど、登場人物たちに流れ続ける、感情が素直に表出されない屈折した雰囲気

つねに表と裏、本音と建前という2面が分かれている世界がある。
それがほとんど全ての登場人物に当てはまることなので、実に独特な雰囲気となっています。これが日本人的ということなのか..という考えにかられる。

心理障害の心理学の観点から、これはちょっと変では、と感じるのは、豊川悦司が演じる主人公の来栖貴文木村佳乃が演じるその恋人の園山麻子に、自分の感情が良く分かっていないという一種の乖離的な特徴が見られること。
これが2人の魅力的俳優が演じているので、心理障害とは無縁なさわやかな人々に見えるが、現実においてこのような人には、虚無感や抑うつ感情などの心理障害的な問題が見られるようになるのでは、と感じています。

あとはとにかく、感情をストレートに表現することの皆無な世界のように感じますねぇ。この辺はアメリカ映画などとは本当に別世界の感があります。
で、感情をストレートに表現しない一方で、「相手の気持ちを思いやる」ことへのちょっと過度な美徳イメージが流れ、相手がその美徳に沿わない場合の非難というのが、愛情表現の代用品になっているような雰囲気。
このドラマの中に、アメリカ映画のストレートな愛と感動の表現が出たら、違和感が起きそう。。

今購読している読売新聞にも、エ・アロール原作者の渡辺淳一が精神医療の現場を舞台にした連載小説が載っていて、時折読むけど、やはり心理障害の心理はほとんど描かれずに奇異な目で書かれているのを感じます。

まあこれは渡辺淳一が心理障害の専門的研究者ではないだけの話で、それを置いとけば心理学の題材としてもさすがにベストセラーだけあって展開のつぼを押さえているの感。
これは小説書きの勉強にもなるかな。。

No.113 2003/11/29(Sat) 19:10

アルカイダが日本首都をテロ警告 / しまの

だそうです。嫌なニュースですねー。
自衛隊の年内派遣は見送りとのことで、まあそれほどきな臭い事態には当面ならないか。。

ここまでくると、つまり対テロ正面攻撃がずるずると完全成功を収めずに続くようだと、かなり保守派の僕でも、ちょっと手を変えてはどうかと思うようになる。

小泉総理は「テロには絶対に屈してはならない」と言っているようだが、敵対攻撃することだけが必ずしも「屈しない」ことではない。

敵対攻撃をやめ、自分の側の非も認め、和解するような道はないのだろうか。

そのアプローチで、彼らを「テロではなくす」ことが「屈しない」方法の最大のものだと思うのだが。。

No.112 2003/11/18(Tue) 09:12

未成年はどんなことがあっても酒を飲んではいけない? / しまの

夜長にYAHOOニュース眺めたら、
「琉球大大学祭で中学生140人が飲酒」。

題目見てすぐ感じたのは、「楽しそー!^^;」「こんな事ニュースになるの?」
中学生の頃、お酒飲みましたねー。
良く憶えています。
家に兄の友人が大勢集まり、酒飲み楽器弾きながらわいわい。
僕もそんな雰囲気に混ざって、ジンライムをくぴくぴと。

一体親はその時どうしてたんだろうーと思い出すと、これまた酒好きで、息子達の酒盛りをえさに、多分ほくそ笑んで酒飲んでたんだろなー。
少年時代の、華やかな記憶の一つです。
最初にお酒飲んだ記憶は、幼稚園前(ほんとかよ?)、いや小学校前?、父に進められた日本酒です。おいしかった。...^^;

ニュースの続き。
学校は11日、飲酒した生徒を学年ごとに集めて「未成年はどんなことがあっても酒を飲んではいけない」と注意。校長は「好奇心で飲んだ生徒もおり、指導を徹底したい。大学生が未成年に販売したのであれば、良識を疑う。大学に抗議したい」と話している。

あっそう。
なんで?

...しまのの不道徳性をさらしたカキコでした...^^;

No.110 2003/11/16(Sun) 01:13

 
おまけ / しまの

「なぜ未成年が酒を飲んではいけないのか」
マジな話をすれば、これは医学的な話で、アルコール処理能力が若年では未発達であるからと認識しています。
基本的に子供が酒を飲むのは、子供の健康のために良くない。

子供は国の将来を背負う人材だから、健康を損なわないで欲しい。だから法律化した。

あくまで健康が目的であって、「子供に酒を飲ませない」は手段でしかない。
酒への耐性には個人差が大きいので、多少飲んでも問題ない子供もいる。
健康に問題が出る多数派を優先して、酒に強い少数派は押さえつける。
まあ、「皆が同じ行動をすべき」とするならばこうなるべな。

「健康を損なわないならば飲んでもかまわんだろう。そんなの個人の自由だ。」
これも一理あり。

まあ、社会法律的にはどうであれ、「その子」を本当に見る目の有無がポイントかと。

映画「アンタッチャブル」だったか、「禁酒法」下のアメリカ。
「禁酒法」に違反して巨額の富を得たギャンクを追う警部たち。
さまざまな格闘の後に、ギャンクを壊滅させる。

同時に、ニュースが飛び込む。「禁酒法」が廃止された。
警部たち、仕事の達成と同時に聞いたこのニュースに、「一杯やるか!」の喚起の声。

自由ばんざい。。^^;

No.111 2003/11/16(Sun) 01:38

朝の電車での1件 / しまの

朝の京葉線、ちょー混み。
この沿線は新築マンションの建設ラッシュの結果人口が急激に増加している模様で、なんか今の京葉線は朝の通勤時間帯については基本的にキャパが不足しているのではないかと思うこの頃。
まあ他の郊外都心直通型の路線はどこも同じか。。

今朝はそのぎゅうぎゅう詰めの電車の中、僕の立っている1.5メートルほど離れた女性が、
「やめて下さい。この人痴漢です!」
「今触りましたよね。(私が犯人の)手を掴んだからそうでしょ。」と怒りの様子。
これほど明瞭な現場に居合わせたのも初めてか。

女性は身長174の僕と同じくらいのかなり大柄で、ちょっとごつい感じもあるが美人で、同じ車両で良く見かけている人。
犯人とおぼしき男は小柄だが、柄の悪いちょっと恐い人相。

状況によっては何かせねばならぬかと様子を見ていると、その女性、怒り心頭の様子で、震えるきれいな声で、
「いいかげんに...しばくぞ、ごらぁ。」
たら。。^^;勇敢なお方。。

こんな時は、日頃自分がどう行動するかと考えていたことが、現実で試されますねー。
基本的には回りの様子は気にせず自分の感情で行動するつもりではいる。
あとは自分自身の心が実際にそんな行動を取れるまで強くなっているか。

警察に突き出すのに協力すべきか..とか考えると、さすがに脚が少し震える感も。
僕のように離反傾向人格が優勢で育ち、落ち着き払った自己理想像を持っていた人間にはちと厳しい場面。
次の停車駅までまだ大分あり、女性とその男がぼそぼそ言い合う声も次第に落ちつき、少しのピリピリした空気を残したまま次の停車駅で、両名も含めどどっと人が降りる。
僕はまだ降りないので、ホームに下りた人の表情に多少の緊張感が現われているのを見ながら、う〜んと眉をひそめながら電車は発進。

行動には及びませんでしたが、自分の心がどれだけ強くなっているかを確認するような場面でしたね。
自分自身をどう感じたかは省略しますが、もちろん完璧にゃー遠く及びません。

ちなみにこんな場面で「どう行動すべきか」については、あまり具体的考えはないですね。
あまりに多様だからです。悪質さ、犯人の信憑性、女性の様子、男性が冤罪に合うなんていう事件もある今日。自分が怪我する危険(悲しー)。
現場の状況と自分の人間性の結果としてこうするのがいいと感じたままに行動できればと願ってますです。

No.109 2003/11/13(Thu) 10:03

お勧めMusicその5 / しまの

渋谷HMVには例によってトランスCDを仕入れに行きましたが、例外的にクラシックのCDを1枚ゲット。
自分で買ったクラシックCDはこれが始めてかも。

ものはマリオ・ブルネロ「フィルム」
http://www.jvcmusic.co.jp/classic/mario/VICC-60331.html
バーバー「アダージョ」(プラトーン)からマーラー「アダージェット」(ヴェニスに死す)まで、映画に因んだ名作を感動の演奏で収録!

オリバー・ストーン監督の「プラトーン」のこの主題曲についてはずうっと深い思いを感じていましたね。これほどの深い癒しの悲しみを表現したメロディも他にないのではと。

この曲が「バーバーのアダージョ」だというのは、この曲がトランスにアレンジされたのがTrance Nation 4にあったため。

あとヴィスコンティ監督の「ヴェニスに死す」のマーラーのアダージェットも収録とあって、買いました。

「プラトーン」と「ヴェニスに死す」はあえて言うならばMy映画Best3のそれぞれひとつかも。
娯楽を越えた、人間のある世界を描いた映画たち。。
Best3の残りひとつは何か。
はっきり考えたことはないが、アラン・ドロンの「鷹」とかロバート・デニーロの「タクシー・ドライバー」あたりが候補かな。。
完成度の高い映画映像の中で描かれた、男の心の世界。。

全体通しての共感はきわめて期待薄の話題でした..^^;

No.108 2003/11/08(Sat) 23:19

ザウス無残^^; / しまの

プライベートな話(本名の僕の話。島野にはプライベートの顔はございやせん。)なので内容略しますが、かなりの出費を覚悟していたデート費用が浮いた(T-T)ので、自分自身への穴埋めということで渋谷のHMVに沢山のCDを仕入れに行きました。

京葉線上り、南船橋に近づくと、解体中のザウスがまるで巨大な焼き魚よろしく背中の皮半分をはがされ、日光の中でその屋内斜面をさらしていました。

外の光の中でこの斜面を見るのは、当然ながら、初めてだなー。
ザウス無残。

灼熱の日差しの下でスキーをする夢。いまいずこ。
アハハ。。

アーメン。
(何のこっちゃ)

No.107 2003/11/08(Sat) 22:34

丸沼高原スキー場オープン / しまの

トランスかけて音を消したTVをふと見たら、ニュースで丸沼高原スキー場のオープンの風景を流していた。
11月1日でオープンとは早い!

普通の人口雪ゲレンデは気温がある条件まで下がらないと無理ですが、ここでは条件を整えた室内で雪を作り、それをゲレンデに持ってくるという方法で、この早期のオープンを可能にしたとのこと。

ザウスがなくなったので、スキーヤーには朗報。
http://www.npd.co.jp/malnuma/

No.106 2003/11/01(Sat) 12:02
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