1 一次心理過程
1.2 強迫的な3種類の態度
基本的不安を心理的背景に持つことで、子供の行動傾向に、特定の態度への強迫性が現われてきます。
行動の強迫性とは、特定の態度を取るように、内面的なストレスが働いている状態を言います。
これには3種類の方向性があり、追従(必死に仲間入りを求める)、攻撃(敵対して制圧する)、離反(距離を置き自分の世界に閉じこもる)になります。
ここでは、まず強迫性の基本的な成り立ちを説明し、次に3つの態度の特徴を説明します。
(1)強迫性の成り立ち
(2)基本的不安から生まれる強迫的態度
(3)追従型態度
(4)攻撃型態度
(5)離反型態度
2003.7.8