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U.ハイブリッド心理学の「取り組み実践」とは U−2.「感情と行動の分離」の基本姿勢 U−3.「望み」に向かう・「ただ生きる」 U−4.実践の基本的な進め方 1.読書・実践・カウンセリング 2.実践の基本的な検討手順チャート |
U−4.実践の基本的な進め方 |
1.読書・実践・カウンセリング ハイブリッド心理学の取り組みの進め方には、「読書」「実践」「カウンセリング」の3つがあると言えます。まずそれぞれの位置づけについて説明しておきましょう。 (1)読書 ハイブリッド心理学には、「T−1.ハイブリッド心理学の目的と役立てることのできる範囲」での説明に対応して、大きく3つの学びの領域があると言えます。 A病んだ心から健康な心への治癒回復 Bこの両者を踏まえて歩む、「魂」の成長と「命」の開放 何を読むのがいいのかについては、「X 各実践項目の詳細ガイド」での読書ガイドなどを参考にして下さい。 まずは読書によって学びを進め、ハイブリッド心理学での考え方が身につくにつれて、日々の生活での生き方姿勢や思考法行動法が自ずと変化し、その先に歩む人生が、より心の成長と豊かさに向かいやすくなるでしょう。 (2)実践 一方、読書による感心と納得だけでは、なかなか実際の心の成長に向かえるものでもありません。 実際の生活の中で、具体的な「問題」「課題」そして「望み」を捉え、それに対してハイブリッド心理学での向かい方を実際に検討するという「人生の体験」こそが、心の成長を大きく生み出すものになります。 そうした「人生の体験」として検討する作業を、「実践」と呼んでいます。 そこで検討することとは、次の3つを明瞭化することです。
これを具体的な言葉で、紙に書くように明瞭化することが大切です。なぜなら問題や望みを言葉にすることで、次にそれを言葉を使って解決できるようになるからです。心への取り組みでは、結局言葉が道具ですので。 そうして明瞭化した「問題」「課題」「望み」、それへの今までの思考法行動法とこれからの思考法行動法を踏まえて、実際のその人生の場面へと、向かうのです。 この検討に際して押さえるのが良いポイントを、次の「2.実践の基本的な検討手順チャート」でさらに詳しく説明しましょう。 (3)カウンセリング 「メール相談」などのカウセリングを利用することで、沢山の読書をしていなくても、ご相談者の現状に合った、実践の取り掛かりへのアドバイスをすることができます。 「最初の方向づけ」や「エンジン始動の手助け」のような位置づけのものとして、適宜活用して頂ければと思います。 ただしあくまでハイブリッド心理学は「自らによる成長」のための心理学であり、「島野に任せれば良くなる」といった受け身の姿勢で進められるものではないことにご注意下さい。 カウンセリングでアドバイスできのは、ご相談者の方が今取り組むのが良いテーマの材料出しと、それに対するハイブリッド心理学からの基本的な考え方の説明までになります。それを本当に自分の進み先として「選択」するかどうかをじっくり吟味検討することから、相談者の方がご自分で進めて頂くという形になります。 下に、メール相談などでのアドバイスを受けることでどのように心が成長できるかについての、誤りイメージと正しいイメージを載せておきましょう。
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