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ハイブリッド人生心理学

実践ガイド

〜人生のしおり〜
V.実践の概要説明

 V−1.実践の流れ
 V−2.実践項目一覧とその概要
   「3.仕事や恋愛や人生の成功術・思考法行動法と価値観」関連
     3A.行動法 3B.価値観 3C.信仰


V−2.実践項目一覧とその概要


「3.仕事や恋愛や人生の成功術・思考法行動法と価値観」関連


「外面行動は建設的に」のための、内容テーマに応じた、ものの見方考え方です。
心の成長と人生の豊かさに向かうためのハイブリッド心理学の実践の幹になるものであり、とても沢山のテーマでの話が出てきます。


3-A.行動法

まずは外面の建設的な行動法の内容そのものです。
「破壊」ではなく「建設」もしくは「自衛」の行動様式の行動法です。
仕事場面から人間関係さらには家庭内での行動にわたって、心の成長と人生の豊かさに向かうことができる行動法への指針を、自分なりにしっかりと持つことが大切です。それをいかに人生の全てで100パーセントにまで高めるかの取り組みになります。

on健康な心向け off病んだ心向け off 両方にまたがって
on外面行動向け off内面感情向け off両方にまたがって
実践項目 概要 詳細
3A−1 行動学 全ての「対人行動」「社会行動」を、以下3つの行動法のどれかで行なうように徹底します。
 3A-1-1 建設的対人行動法 「愛」「信頼」守り育てるための行動法です。「共通目標共通利益」のみに着目して行動します。
 3A-1-2 原理原則行動法 「強さ」そして「負けない」ための行動法です。相手人物に感じことは一切言わず原理原則について話すという行動法です。
 3A-1-3 ウインウイン行動法 上記2つの行動法を合わせた応用形です。敵対する相手や利害の対立する相手さえも、やがて味方にしてしまうような、「相手を勝たせて自分も勝つ」という行動法です。
3A−2 「思いやり行動法」の誤りを理解する 常識的には良い行動法と考えられるもので、実はそうではないものとして特に注意が必要です。「人の気持ち」「相手の気持ち」を基準に行動を考えると、互いの成長を見失い、気持ちが内だけにこもりがちで心が窒息し、やがて相手のマイナス感情の空想に心がおおわれ、心を病むことに向かいがちです。
3A−3 仕事などのスキル向上 仕事は「やる気」「協調性」などの精神論で考えるとスキル向上ができません。「役割」「工程」「価値」といった概念で捉え、「一歩一歩の向上思考」で向かうのが王道です。
3A−4 生活の知恵 「人の気持ち」よりもまず自分の生活回りの知恵を向上させます。次にそれを人に与え共有するという姿勢が、対人関係を豊かにする正しい姿勢の基本です。

もう一つ、思考法行動法の「総合形」と言えるものをあげておきましょう。
何らかの「決断」が必要になるような、難しい行動場面では、ここまであげた思考法行動法の知恵によって「正しい答え」がすんなり出てくると考えるのは誤りです。
次の「選択思考」が、単に思考法行動法を越えて、自己の内面への向き合いも促し、「選択を問う」中で、「命」のエネルギーが心につながります。「これで行くしかない!」という「ひらめき」のような形でです。これこそが、思考法行動法の知恵を越えた、心の総合的な知恵と言えるでしょう。

3A−5 選択思考 難しい行動場面では、まず考え得る行動の選択肢を洗い上げ、それぞれについて外面のハードル自己の内面感情の整い方などを吟味していく思考法が良いものです。これは自然と「5 自己分析による洞察」を伴う思考作業となり、内面の解きほぐし整理外面の行動法の最適な答え同時に生み出す、とても有益な体験となります。この体験の一つ一つが、「心の成長」を生み出すものと言えるでしょう。


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  2010.10.15

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