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V.実践の概要説明 V−2.実践項目一覧とその概要 「3.仕事や恋愛や人生の成功術・思考法行動法と価値観」関連 3A.行動法 3B.価値観 3C.信仰 |
V−2.実践項目一覧とその概要 「3.仕事や恋愛や人生の成功術・思考法行動法と価値観」関連 |
3-B.価値観 思考法と行動法、さらには感情が流れる方向など、心の全体を方向づけるのが「価値観」です。 ですから、本心において建設的行動ができ、心の底からプラスの感情が湧き出るようになるためには、心の底から前向きな価値観で生きることが必要です。 価値観の検討は、一般的に難しい作業です。以下のような2段階で進めることで、心の底からの自分の価値観のあり方を検討していきます。 1)価値観の種類を知り、自分の現状での価値観を自覚する。これは「どの価値観が良いと思うか」というよりも、自分の感情の流れ方の底にある価値観を把握するという、「5-1自己分析」の作業として行ないます。 2)心の成長によって変化していく人生の感覚を足場にして、「価値観の選択」を自分に問うことを続けます。これは「生きて学ぶ過程」での実践になります。 |
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本心からどの価値観に立つかによって、心から湧き出る感情や思考の最初の方向が傾向づけられることを、理解すると良いでしょう。 自己能動型の価値観であれば、力強く活力があり、プラスの感情や思考が多くなる傾向へ。 受け身型の価値観であれば、活力がなく、不安を帯びた感情や思考が多くなる傾向へ。 破壊攻撃型の価値観であれば、怒りや敵意と怖れなどのマイナスの感情や思考が多くなる傾向へ。 これらをどうすれば自己能動型の価値観に転換して行くかの取り組みについては、「生きて学ぶ過程」で説明します。 上にあげた、テーマごとの価値観に加えて、最後に、テーマを限定せずに、心にマイナス感情を湧き出させる源泉になるような「価値の感覚」があります。内面向けと外面向けにわたり、心の成長に向かうのとは異なる姿勢が、人生を通して生み出す「意識の芯」とでも言える心の根底の姿勢になるものです。これが心の根底から捨て去られることで、心が本来持つ、のびのびとしたプラスの感情が大きく開放されほとばしり出るようになると、ハイブリッド心理学では考えており、取り組み実践の大きな習得目標に位置づけられます。 |
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