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ハイブリッド人生心理学

実践ガイド

〜人生のしおり〜
V.実践の概要説明

 V−1.実践の流れ
 V−2.実践項目一覧とその概要
   「6.心の膿を流すカタルシス治癒」関連


V−2.実践項目一覧とその概要


「6.心の膿を流すカタルシス治癒」関連


ハイブリッド心理学では、病んだ心が根本的に治癒軽快する、2つの心の仕組みを見出しています。それがこの「心の膿を流すカタルシス(吐き出し)治癒」と、次の「心の再生」です。
このどちらもが、心の深いところで作用し続けていたストレス源が取り去られ、まるで脳が変化したかのような、軽快な心の状態がもたらされます。

ただしこのどちらもが、それが起きる際は心の状態が一時的に極めて悪化を起こしますので、それが治癒の仕組みであることを理解自覚して、とにかくやり過ごすことを心がけるのが大切です。
このどちらもが、これ自体を起こそうと意識して「実践」できるものではなく、基本的な実践の流れの中で、もし心の底に病んだ感情の病巣があり、問題の焦点がそこに当たった時、実践の全体が生み出す心の自然治癒力によって起きるものと理解しておくのが良いでしょう。

「5 自己分析による洞察」を用いた、「3-B 価値観」への真剣な取り組みの中でこれが起きた時、最も治癒の効果が高くなると言えそうです。
off健康な心向け on病んだ心向け off両方にまたがって
off外面行動向け on内面感情向け off両方にまたがって
実践項目 概要 詳細
6−1 心の膿を流すカタルシス治癒
(「感情の膿の放出」)
心の底に埋もれたまま置き去りにされていたような、過去からの重苦しいマイナス感情が心に流れ、そのあとに「膿が出る」という身体の仕組みを思わせるような、心の軽快化が起きます。心が基本的に「重く沈む」傾向が、これにより心がより軽く、自発的な感情や喜び楽しみなどのプラス感情が多く湧き出るように変化します。これはあと戻りのない根本治癒の変化になります。このためには「4-6 悪感情をただ流す姿勢」における「悪感情への耐性」が重要になります。


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  2010.10.15

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