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ハイブリッド人生心理学

実践ガイド

〜人生のしおり〜
V.実践の概要説明

 V−1.実践の流れ
 V−2.実践項目一覧とその概要
   「8.新しい一歩への勇気」関連


V−2.実践項目一覧とその概要


「8.新しい一歩への勇気」関連


これは「U-1 実践項目の全体」の図において、他の心理学なども整理してみた時、「自己暗示」さらには「催眠療法」といったアプローチがここに来るであろう、大きな心の課題テーマに関連したものです。
それは、「怖れの克服」です。

ハイブリッド心理学の取り組み実践においては、「怖れの克服」は、最初から最後まで、全ての実践にいわば伴走するものとして、表となりあるいは裏となり取り組み課題になるものです。怖れそのものが検討課題になることもあるでしょうし、新しい行動法を取るための壁になることもあります。そして全ての歩みの先に、この人生を生きることへの全ての怖れが消え去ることが、ハイブリッド心理学が目指す心の成長のゴールの、一つの重要な側面になります。

実践項目としては、実際に怖れを感じるものへの向き合いと克服という大きな一つと、心の底から「怖れ」という心の機能そのものを捨て去ることに向かうための、「信仰」のレベルの姿勢という、2つがあげられます。
off健康な心向け off病んだ心向け on両方にまたがって
off外面行動向け off内面感情向け on両方にまたがって
実践項目 概要 詳細
8−1 「怖れ」への向き合いと克服 「怖れ」は、目をそむけ逃げる姿勢、また逆に怖れの感情を力づくで押さえる蛮勇の姿勢のどちらでも、克服はできません。自分が何を怖れているのかに優しく丁寧に向き合い、「正しく安全を知った上で恐怖を生きる体験を経る」ことが、心の底から怖れが消えていく、正しい道のりです。そのためには何よりも、「建設」の行動様式を心の底から選択することが重要です。
「怖れの克服」最終的には「望み」の大きさが「怖れ」を凌駕することが答えになります。「心の怖れ」は「魂の望み」が凌駕し、「魂の怖れ」は「命の望み」が凌駕します。「魂の成長」の先にこれを感じ取るのが、心の成熟の一つのゴールと言えるでしょう。これは「W-2.3 魂の成長の節目」で説明します。
8−2 「未知」への意志 人生で今までしたことのない行動を取ることは、理屈抜きの「怖れ」のハードルを伴うものです。しかし真の成長は必ず「未知」として訪れます。「こうであれれば大丈夫」という、成長を「既知」のものとして考える姿勢を捨て、「未知」へと飛び込んでいくことが、未知の自分への飛躍の節目になります。これは「3C-1 信仰の確認と方向づけ」における「a)未知への信仰」と同じ姿勢になります。


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  2010.10.15

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