1.基本的な考え方 2.「感情と行動の分離」の基本姿勢 3.心の仕組み 4.「変われない人」と「変われそうで戻ってしまう人」 5.「変わっていける人」と「心の豊かな人」 6.ハイブリッド心理学の「取り組み実践」 |
1.基本的な考え方 |
ハイブリッド心理学では、心の外面と内面に対して、それぞれ別々の取り組みを、その両面について同じ重要さで行っていくことが、最大の特徴です。 それがまさに、「ハイブリッド」つまり「複合型」の心理学と呼んでいるゆえんです。 心の外面つまり「行動」については、人生成功術の世界を探求するものと言えるでしょう。 心の内面つまり「感情」については、心理療法の世界を探求するものと言えるでしょう。 これはもちろん、オモテの顔とウラの顔を持つという話ではありません。外面と内面それぞれにおいて、真実と思えるものに向かうのです。 すると、その外面と内面への向かい方のはざまから、「命」の力が、「魂の感情」として姿を現すのです。これが精神世界を探求するものと言えるでしょう。 これが生み出すものは、私たちが頭だけで考えていると陥りやすい、「自意識による思い惑い」を突き破るような、純粋で力強いエネルギーの感情です。まさにこれが、すさんだマイナス感情を清らかなプラス感情へと浄化させ、人生成功術の知恵を活用した行動に力強いエネルギーを注ぎ込むものになるのです。 図にしてみると、下のようになります。 |
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これを実際どのように行っていくのか、そしてそれによって、なぜ、そしてどのように心に変化が起きるのかを、このあと説明していきます。 |
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2010.9.4 |