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ハイブリッド心理学辞典
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実践の学び
 実践-3 行動学

実践3-1 行動学
基本説明建設的対人行動法  原理原則行動法  ウインウイン行動法)  参考情報 最終更新:2021.6.15
基本説明 
実践2-1 「破壊から自衛と建設へ」の基本行動様式の転換」を、行動場面課題内容に応じて、より具体化専門化するものです。
以下3種類行動法から成り、「対人行動」「社会行動」100パーセントこれらで行えるようになるのが目標です。
 ・建設的対人行動法 ・・・ 共通目標共通利益のみに着目して行動する行動法
 ・原理原則行動法 ・・・ 「原理原則」によって相手動かす行動法
 ・ウインウイン行動法 ・・・ 相手を勝たせて自分も勝つという行動法

・建設的対人行動法
「共通目標共通利益のみに着目して行動する」という対人行動法「建設的対人行動法」です。
「共通目標共通利益」なり得るものとは、「楽しみ」「喜び」、そして「あらゆる向上」です。重要なのは、まず自分自身が何らかの「楽しみ」と「喜び」そして「向上」を見出す、ということです。次にそれを、共有するのです。
もしとの共通目標共通利益見出せなければ、「何もしない」です。

対人行動法基本これになります。もし共通目標共通利益を見出せない相手への、何らか問題対処必要場合は、次の「原理原則行動法」「ウインウイン行動法」用います。

・原理原則行動法
「原理原則によって相手を動かす」という対人行動法「原理原則行動法」です。
この行動法キモは、こっちが望む通りの行動を、相手が自ら進んで行うように仕向けるような、「勝てる原理原則」を示すということです。そしてその際行動態度としては、自分が相手の敵ではなく味方だという姿勢を相手に感じさせることが、この行動法成功大きな要素にもなります。
つまりこうした言い方をする行動法です。「あなたは間違っている。こうすべきだ」という言い方から、「この場合の原理原則は私はこうだと考える。あなたはどう考えるか?」という言い方へ。相手人物感じることなどは一切口にせず、その代わり原理原則語るという行動法です。
「勝つ原理原則」豊富習得すること、そして相手の味方だという態度示せるという点で、社会経験人間的包容力獲得積み重ねも、土台として重要になってくる行動法だと言えます。

・ウインウイン行動法
「相手を勝たせて自分も勝つ」という対人行動法「ウインウイン行動法」です。
これは「建設的対人行動法」応用変形バージョン言えます。つまり直接的目的からは「利害の対立」あったとしても、間接的もしくは周辺的部分うまく折り合いをつけることで、行動全体としては合意得るというものです。通販レビューを書くなら送料無料といったものが、この一例と言えるでしょう。
これも、互い利害について幅広い視点持つことができるような、社会経験積み重ね重要になってくるものです。「仕事」進める上では習得不可欠と言える行動法です。

参考情報 
で「「対人行動」「社会行動」100パーセントこれらで行えるようになるのが目標」と書きましたが、これはつまり、私たちの日常生活そして人生直面する、さらには見聞きする、自分他人の、社会への行動仕方全てが、この「行動学」具体的材料になるということです。
動揺場面切り抜けるためにから取り出す伝家宝刀・・のようなものではなく、普段から自分がどのような行動法自分のものとして採用しているのかを、平常時常日頃から意識し、模索していくことによって、「行動学」への習熟そして熟達というものがあります。

そのため、ハイブリッド心理学読書資料において、具体的相談事例などを取り上げているものは、基本的にその全て「行動学」具体的検討行われており参考になるものとして読んで頂くと良いでしょう。
これは主に基本的建設的対人行動法カテゴリーとしてです。具体的には以下の読書資料など。
 ・ブログ入門的解説記事2010.05.18 3つの「行動学」
 心の成長と治癒と豊かさの道 実践編』(現時点で上巻のみ)
 メール相談事例集

一方、原理原則行動法については、「勝つ原理原則」豊富習得することが重要になると述べましたが、具体的にはそれはたとえば「法律」への知識含まれるものであり、その具体的知識内容はもうハイブリッド心理学範囲外での学びになってきます。
島野執筆で触れる、島野「勝つ原理原則」考えるもの具体的内容というのも、あくまで島野社会人生活体験範囲内からのものであり、それが全てではないであろうものとして参考にして頂ければと思います。
 ・必読お勧め書籍:『ハーバード流交渉術』 (知的生きかた文庫) (Amazonページ
 ・ブログ入門的解説記事
   2010.05.19 「原理原則立脚型行動法」(前)
   2010.05.20 「原理原則立脚型行動法」(中)
   2010.05.21 「原理原則立脚型行動法」(後)


また以下は旧掲示板(*)に書いたもので、島野「原理原則思考」についてさまざまトピックにも関連して書いています。「社会で勝てる原理原則」というのは、ただ読んだ聞くことで習得できるものではなく、社会ものごと根底支配している原理原則とは何か考えるという、常日頃からの「原理原則思考」と、それを社会事実照らし合わせ検証していくという探求姿勢決定的なものになります。そのように、原理原則内容をどう理解するか以前に、「原理原則思考」とはどのようものごとについてどのよう回すものかという、思考あり方からの参考にして頂ければと思います。
*参考:旧掲示板収録内容整理ページ「しまのたかし公開原稿インデックス
 旧掲示板 200511収録
   2005/11/10 究極の行動学:原理原則立脚型行動法-1
   2005/11/11 究極の行動学:原理原則立脚型行動法-2
   2005/11/11 究極の行動学:原理原則立脚型行動法-3
   2005/11/26 究極の行動学:原理原則立脚型行動法-4
   2005/11/29 究極の行動学:原理原則立脚型行動法-5
 旧掲示板 200601収録
   2006/01/06 原理原則立脚型行動法
   2006/01/09  「万人に愛される」自尊心条件と原理原則立脚型行動法-1-4
 旧掲示板 200602収録
   2006/02/03 ハイブリッド推奨 人生勝利の原理原則10則-1-2-おまけ
   2006/02/21  「太陽と惑星」の社会構造
 旧掲示板 200608収録
   2006/08/21 究極の行動学:原理原則立脚型行動法-6
 旧掲示板 200711収録
   2007/11/15  「人の目掌握型行動学」と「依存の格上げ」問題-1-2(End)
 旧掲示板 200801収録
   2008/01/10 つれづれ行動学その1



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